金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

APRIL

25

新聞購読のお申込み

OKK、新M工場が竣工

5軸、横型、年産1200台に
DSC07114_R

大阪機工(兵庫県伊丹市、072・782・5121)はこのほど、猪名川製造所にある新M工場が完成し、竣工式を開いた。年内にも本格稼働させ、マシニングセンタ(MC)の年間の生産を今より20%多い12000台に増やす。
新M工場は、生産ラインが4本あり、主に5軸加工機や横型MCの部品を加工し組み立てる。伊関博文社長は竣工式で「M工場は経営戦略上、大きなカギを握っている。こうしてお披露目することができて良かった。OKKの製品を全世界に届けたい」と話した。
これまで長らくM工場は猪名川製造所の主力工場としての役割を担ってきたが、老朽化していたこともあり、2015年の創業100周年を前に建て替え工事を進めていた。

VM660Rなど最新機
12月5・6日に展示会
VM660R_R

大阪機工(兵庫県伊丹市、072・782・5121)は12月5日と6日、本社のある猪名川製造所で展示会を開催し、立形マシニングセンタ(MC)「VM660R」などJIMTOF2014に出品した最新のMCを披露する。
展示するMCは高い重切削性能の「VM660R」のほか、500パレット搭載の横形MC「MCH5000R」や優れた高速性能の横形MC「HMC500」、グラインディングセンタ「GC53」など。
新M工場の竣工披露も兼ねており、MCは新M工場に展示。実機や加工実演を披露するほか、新M工場の最新設備を見学できるようにする。
問い合わせは本店営業所072・771・1136。

金型新聞 平成26年(2014年)11月14日号

関連記事

令和の金型産業ビジョン
日本金型工業会が策定

雇用と金型インフラ維持  日本金型工業会(小出悟会長)は9月17日、6年ぶりに「令和時代の金型産業ビジョン」を策定した。日本の金型業界の目指す姿を「新たな価値提供を通じ、国内雇用と金型インフラを維持する」と設定。それを実…

昼食会から生まれる改善提案<br>ユーザーの声に応え続けるー三幸

昼食会から生まれる改善提案
ユーザーの声に応え続けるー三幸

がんばれ!日本の金型産業(連載シリーズ) 三幸 窪田 彰克 社長 技術を武器に多様なユーザー層 ペットボトルのキャップなど丸物の精密プラスチック金型を得意とする三幸の特長の一つが、ユーザー層の広さだ。キャップなどの食品関…

魂動デザインと金型づくり<br>広島で金型シンポジウム マツダの安達氏が講演

魂動デザインと金型づくり
広島で金型シンポジウム マツダの安達氏が講演

金型工業会  日本金型工業会(小出悟会長・小出製作所社長)は9月6日、ANAクラウンプラザホテル(広島市中区)で「第4回金型シンポジウムin広島」を開いた。自動車メーカーマツダの安達範久技術本部長が「お客様の輝きにつなげ…

大阪産業創 MGNETの武田社長が講演

「無形デザイン」で企業価値向上 大阪産業創造館は4月12日、大阪産業創造館(大阪市中央区)でマーケティングセミナーを開く。新潟県燕市の金型メーカー武田金型製作所の子会社・MGNETの武田修美社長が、「無形デザイン」による…

東京光電 離型剤の希釈率を数値化 鋳造・ダイカストの品質安定

照度計などを手掛ける東京光電(東京都足立区、03-5613-7555)が、離型剤希釈倍率計の拡販に注力している。ダイカスト・鋳造メーカーなどを中心に提案を強化。これまで正確に把握することが難しかった離型剤の希釈率や液濃度…

関連サイト