2018年10月19日(金)

牧野フライス製作所が微細精密加工の大型機

自動車用ライト金型に

牧野フライス製作所 iQ500 牧野フライス製作所はこのほど、大型サイズの微細精密加工機「iQ500」を発売し、9月から出荷を開始する。既存の「iQ300」を一回り大きくし、高精度で大型化する自動車用ヘッドライトの入れ子金型などをターゲットとした。

 テーブル作業面を800×500㎜確保、iQ300(600×400㎜)よりも一回り大きくし、高精度で大型化する自動車のヘッドライトの導光板の入れ子金型や、多数個取りの精密金型での採用を想定している。

 大型でも高精度加工を可能にする、様々な新技術を盛り込んだ。主軸には剛性の高いころがり軸受を採用。熱変位を抑制するため、主軸冷却油を±0・5度から±0・1度にするシステムを搭載。部品の公差も厳しくし、静圧軸受に近い回転振れ精度を実現。

 300㎏のワークでも高生産性を維持するため、摩擦係数が低く、剛性の高いころがり案内を採用。制御面では、最小設定単位を100ナノから10ナノとしたほか、1・25ナノの高分解能スケールフィードバックを採用。

 標準価格は3900万円(税別)で、年間50台の販売を見込んでいる。

金型新聞 平成28年(2016年)5月14日号

[ 技術 ][ 製品紹介 ][ 金型新聞 ] カテゴリの関連記事

迫る人材不足 自動化投資待ったなし<br>ロボやAGVなど多様化

迫る人材不足 自動化投資待ったなし
ロボやAGVなど多様化

 自動化への投資を積極的に行う金型メーカーが増えている。人材不足が顕著になり、働き方改革など長時間労働を是正する動きが増えるなかで、生産性を高めるには自動化が不可欠だからだ。これまでのオートルーツチェンジャー(ATC)や […]

冨士ダイス 西嶋守男社長に聞く<br>世界で認知されるブランドに

冨士ダイス 西嶋守男社長に聞く
世界で認知されるブランドに

生産効率向上し、需要増に対応  耐摩耗工具メーカーとして国内トップシェアを誇る冨士ダイス。超硬合金製のダイスやロール、製缶用金型、ガラスレンズ成形用金型など耐摩耗工具に特化した事業を展開し、来年には創業70年を迎える。「 […]

マーポス 切削、プレス加工の監視システム<br>金型分野で事業領域拡大

マーポス 切削、プレス加工の監視システム
金型分野で事業領域拡大

 マーポスは1952年にイタリアで設立され、70年に日本に進出。自動車部品の計測装置や研削盤の定寸装置を始め工作機械の制御・計測装置などを手掛ける。特に金型分野ではタッチプローブでの工具やワーク計測によって金型の高精度加 […]

トピックス

関連サイト