高い鏡面性を実現 熱処理から表面処理まで独自技術を持つリヒト精光(京都市南区、075-692-1122)はインターモールド2022大阪でエジソンハード処理(新ガス窒化処理法)の新技術を披露した。成形時のキズや摩耗の激しい…
CGTech 切削最適化ソフトの最新版
積層エラーひと目で
CGTech(東京都豊島区、03・5911・4688)は5月末日、切削シミュレーションおよび最適化ソフトウェア「VERICUT」に、より使いやすい新機能を追加した「バージョン8.1」をリリースする(写真)。
新機能の一つとしてアディティブ・マニュファクチャリングの分野を強化。レビュー画面で金属材料の積層が確認できるほか、 チェックされたアディティブ機能のいずれかが適合していないとエラー表示と積層された材料が赤色のエラーカラーになるなどワンクリックでエラーソースが特定できるようにした。
最適化されたNCプログラムおよびサブルーチンは、ユーザーが編集することなく実行するように準備。切削加工をグラフィカルに表示するForceチャートは、正確性が強化されており、少ない切削量と切削力でも表示できる。
そのほかにも、シミュレーション中に切削モデルの内部を簡単に確認できるモデル切断機能を拡張したほか、複数の測定した寸法を簡単に表示・参照できるようにX‐キャリパーの機能改善など多くの新機能が追加されている。
金型新聞 平成30年(2018年)5月14日号
関連記事
道工技センターと共同研究 パンチ工業(東京都品川区、03-6893-8007)が、金型用粉末合金の開発に取り組み始めた。今年6月、北海道立工業技術センター(道工技センター、北海道函館市)と共同研究契約を締結。同センター…
工作機械主軸(スピンドル)のアンバランスは、機械全体に大きな振動をもたらし、加工精度の悪化や機械寿命の低下などさまざまなトラブルにつながる。そのため、加工現場の多くはバランサを用いて、アンバランス量を計測し、補正を行って…
著者は研削加工中、研削砥石に曲げ振動が生じていることを発見した。この振動から生じる微小な音(本研究では曲げ振動音と呼ぶ)をマイクロフォンにより測定することで加工状態の良否を識別できる技術を開発。その結果、ドレッシングイン…
スリムハイドロチャックブラスターシリーズ エヌティーツールの公式製品紹介は、こちらから 現場の課題 複雑な形状ワークや深掘加工では加工条件によりクーラント外掛けだけでは冷却が不十分になりがちという問題。 提案・効果 …