機械や工具の最新情報金型業界の今をお届けする「金型しんぶんONLINE」

search menu

APRIL

11

新聞購読のお申込み

【特集】最新技術の使いこなし術フジイ金型

低速高送り加工

時間短縮・面品位向上

焼入れ前なら加工時間を半減、仕上がり面も向上する

 フジイ金型(愛知県扶桑町、0587-93-1101)はダイカスト金型専業メーカー。800㌧までの鋳造機に対応した金型を平均で25型/月以上生産している。主にエンジン部品や電子部品など自動車部品向け。

 「ものづくりはQCDを追求しなければ」という藤井寛達社長の思いから、約7年前に加工を見直すプロジェクト「CNP(チャレンジ・ニュー・プロセス)を立ち上げた。

 そんな中、出会ったのが金型コンサルの低速高送りによる加工革新だ。「最初は、セミナーを聞いても加工サンプルを見ても、信じ難いと思った」と安田大輔製造課長は笑う。藤井社長の決断で検証を開始。そして採用されたのが、オーエスジーのフェニックス(PHX)エンドミルを使った低速高送り加工だった。

 「焼入前なら、加工時間が半減。焼入後でも3~4割は短縮できている。深彫りもできるので放電加工は角のみ。工具寿命が延びて工具交換が減り、仕上がり面品位も向上した」と安田課長。「従来、4工程必要だったが、粗からいきなり仕上加工ができるので、工具の種類・本数も減らすことができた」と良いことづくし。3D形状加工の70%以上でPHXを使用しているという。

匠が選んだ工具

フェニックスエンドミル「PHX」 −オーエスジー−

切れ味と刃先剛性を両立

 PHXエンドミルは、強スパイラルギャッシュと3次元ネガ形状により、切れ味と刃先剛性を両立。切削熱も削減し、長寿命化を実現している。

 びびり易い深い部位の直彫り加工を可能にし、金型加工の大幅な時間短縮を可能にする。

金型新聞 2021年3月10日

[ 特集 ][ 金型新聞 ][ 技術・設備 ] カテゴリの関連記事

初のオンライン展である『中小ものづくり技術展』を開催中
テクノア

4月1日から7月30日まで 日本各地の中小製造業28社も出展 加工技術など紹介動画ほか、工場見学LIVEや補助金セミナーも実施  生産管理システムなどを手掛けるテクノア(岐阜県岐阜市)は同社初主催となるオンライン展示会『…

ファイバーレーザーマーカーで実演加工ゲートジャパン

ファイバーレーザーマーカーで実演加工ゲートジャパン

主な出展製品 金型部品・ファイバーレーザーマーカー・ピンゲージ。 出展ブースの見どころ 多品種・小ロット・低価格の部品加工と超低価格のレーザー加工機を展示中。 注目の出展製品 ファイバーレーザーマーカー 超低価格のレーザ…

鏡面磨きの最新技術を紹介ヤマシタワークス / 日本スピードショア

主な出展製品 エアロラップはブラスト工法を用いて、粘弾性の湿式研磨材にて異形状の金型部品を鏡面仕上げしていく装置です。切削工具・表面処理・樹脂などに対応。 出展ブースの見どころ 鏡面磨仕上げ装置エアロラップ「YT-300…

関連サイト
一般社団法人日本工作機械工業会
日本機械工具工業会
一般社団法人日本工作機器工業会
日本精密測定機器工業会
日本光学測定機工業会
全国作業工具工業組合
日本精密機械工業会
日本工作機械輸入協会 jmtia