金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JUNE

28

新聞購読のお申込み

この人に聞く2015
天青会(金型工業会東部支部)
小泉 秀樹会長(ペッカー精工社長)

金型以外にも視野
小泉秀樹会長_R
原点から新たな発見

 日本金型工業会東部支部天青会の会長に今年5月、就任した。「原点に立ち返って、色々な視点から根本を見直せるような活動をしていく」と今年度のテーマに「原点回帰」を掲げる。

 天青会に入ったのは、約20年前。当時、同世代では唯一の社長だったこともあり、経営者としての相談に乗ることが多く、かねてより人望は厚い。加えて、「みんなでワイワイと楽しい雰囲気が好き」と自他ともに認める「お祭り男」とあって、周りには常に人が集まる魅力を持つ。その人柄を活かし、各支部の若手会との合同イベントを計画するなど他団体と幅広い交流を深めていく。

 「金型だけ見ているのでは、次の時代には進めない」と縮小傾向にある金型業界に危機感を抱く。自身の会社でも金型だけでなく、商品のデザインから販売までを手掛けるなど事業の幅を拡大している。だからこそ、成形や部品メーカーの工場、大学の研究施設などを見学し、金型以外の分野を学ぶイベントを計画している。

 工場見学を通じ、ものづくりの原点である「現場」をあらためて見つめ直す機会を作る。小泉会長は「自分も含め、外から見ることで、普段気づかない新しいことが見えてくるはず」と期待する。

 趣味は分解。「パソコンや時計など、あらゆる物がどういう仕組みで動いているかを追求するのが好き」。こうした探求心で、物事の本質を見極め、次世代への礎を築いていく。埼玉県出身、49歳。

ペッカー精工

金型新聞 平成27年(2015年)7月2日号

関連記事

この人に聞く
碌々産業 海藤 満社長

加工技術者に新たな呼称  ミクロン台の誤差に収まる精度、鏡のように美しい仕上げ面—。こうした加工は、卓越した技術力と並々ならぬこだわりを持った技術者が高精度な機械を駆使して初めて実現する。この職人と呼ばれる人たちを「マシ…

「『金型灼熱』の技術強みに 省エネなど製品開発」 平和電機社長・大澤孝佳氏

各種工業用ヒーターや金型均熱システムなどを手掛ける平和電機(愛知県一宮市、0586-77-4870)は独自のエンジニアリング力を強みに、金型メーカーの様々なニーズに応える。近年はSDGsなど循環型社会への貢献を目指し、新…

大型金型部品を精密に
伊藤英男鉄工所 伊藤友一取締役

設計から検査まで一貫対応  三重県桑名市の伊藤英男鉄工所はダイセットなど大型金型部品の精密加工を強みとする技術者集団だ。手掛けるのは、2500×4000×1300㎜クラスのダイセットの全加工から航空機部品まで幅広い。マシ…

「大型レーザーや自動化に注力し、生産性向上、現場改善を提案する」 木元武一氏(ALPHA LASER JAPAN取締役COO)【この人に聞く】

独・アルファレーザー社は1994年に設立されたレーザーシステムメーカー。世界で初めて移動式レーザー溶接機を開発し、肉盛溶接現場に革新をもたらしてきた。近年では高出力モデルの開発や、3Dプリンタ事業などにも注力する。日本市…

武林製作所の千田氏が「八尾ものづくり達人」

加工効率高める金型を設計 歯ブラシのプラスチック金型を手掛ける武林製作所(大阪府八尾市、072・998・1207)の金型設計技術者・千田雄一さんが、2023年の「八尾ものづくり達人」に選ばれた。金型の加工効率や品質を高め…

トピックス

関連サイト