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7月の金型生産実績

前年同月比15.3%増の316億4,800万円
プレス型は30・7%増、プラ型は11・9%増
金型生産金額の推移
金型生産数量の推移

日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員20人以上)による平成26年7月の金型生産実績をまとめた。それによると数量は、前年同月比(増減比はいずれも前年同月比)6・4%増の6万592組、重量は15・1%増の1万3,100㌧、金額は15・3%増の316億4、800万円となった。

型別の生産実績は次のとおり

プレス型は数量5.9%増の9、843組、重量29・9%増の7,902㌧、金額30・7%増の126億3,700万円。鍛造型は数量1・8%増の11,747組、重量0・4%減の753㌧、金額2・0%増の24億円。鋳造型は数量6・9%減の420組、重量33・8%減の341㌧、金額50・6%減の5億5、300万円。ダイカスト型は数量6・8%減の689組、重量6・6%増の1,306㌧、金額23・8%増の35億8,700万円。
プラスチック型は数量9・1%増の3、115組、重量0・8%増の2,507㌧、金額11・9%増の111億3,200万円。ガラス型は数量18.1%増の1万9,116組、重量2.3%増の134㌧、金額1・5%減の2億6、300万円。ゴム型は数量15.5%減の612組、重量16.7%減の110㌧、金額17.1%減の5億1,600万円。粉末冶金型は数量8.4%減の5,050組、重量2・1%減の46㌧、金額0・9%減の4億5,6,000万円。

内製型は14.5%増の91億100万円

自家使用分(内製型)は数量が前年同月比3.7%減の7,116組、金額は前年同月比14.5%増の91億100万円となった。
プレス型=数量2、403組(同2.2%減)、金額32億9,600万円(24.4%増)。鍛造型=2,762組(3.7%減)、金額10億4,800万円(27.6%減)。鋳造型=数量42組(27・6%減)、金額1億1,500万円(82.1%減)。ダイカスト型=数量157組(27.6%増)、金額11億2,100万円(48・3%増)。
プラスチック型=数量587組(14.4%増)、金額32億7、900万円(28.0%増)。ガラス型=数量(―)、金額=(-)。ゴム型=数量67組(32・3%減)、金額1億8、200万円(19.8%減)。粉末冶金型=数量1,098組(13.7%減)、金額5,900万円(19.2%減)。

金型新聞 平成26年(2014年)10月20日号

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