金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JUNE

02

新聞購読のお申込み

鋳造型に超硬<日型工業>

鋳造金型メーカーの日型工業(埼玉県川口市、渡辺隆範社長)は、超硬合金製の金型実用化に向けて技術開発に着手した。直彫切削加工技術を高め、長寿命化が求められる鋳造金型での採用を目指す。将来的には鍛造金型なども視野に入れている。

実用化に向け技術開発

4月の金型展で、超硬合金を直接切削したワーク(写真)を発表した。このワークは超硬合金「G2」で、硬度はHRA91。60㎜角で高さは10㎜。牧野フライスのマシニングセンタ「V56」と、電着工具やユニオンツールのダイヤモンドコーティング工具「UDCB」など約15本を使い、23時間で製作した。
 まだ、納入実績はないが、「砂型では砂がワークを研磨することもあり、超硬製の金型が求められている」(渡辺社長)とし、まずは鋳造金型での採用を目指す。将来的には、既に超硬合金が使われている冷間鍛造金型へも視野に入れる。
 渡辺社長は「自動車業界では部品の共通化が進み、少品種大量の部品は増加するので、金型としての超硬合金が増える」と見て、今後も高精度や低コスト化に向け、切削加工技術を高める考え。

日型工業

金型新聞 平成26年(2014年)6月6日号

関連記事

NKワークス 5軸用バイス、把持力30%向上

 NKワークス(東京都千代田区、03-3864-5411)はこのほど、米5thAXIS(フィフスアクシス)社製の5軸バイス「Xシリーズ」を発売した。従来品に比べ、把持力が約30%向上し、対応できる被削材の範囲が大幅に拡大…

三菱電機 7月30、31日に名古屋でプライベートショー開催

新型のワイヤ放電加工機を初披露 三菱電機は7月30、31日の2日間、産業メカトロニクス製作所 (名古屋市東区)で、「三菱電機メカトロニクスフェア(MMF2025)」を開き、新型のワイヤ放電加工機を初披露する。 展示会のテ…

型技術協会 1月23日、シンポジウム
成形技術などスマート化

 型技術協会(神奈川県横浜市、045・224・6081)は来年1月23日、慶応技術大学日吉キャンパス(神奈川県横浜市)で第23回型技術シンポジウムを開く。募集人数70人。参加申込みは1月12日まで。  金型の設計や加工、…

ワンパスでミリ単位の加工が可能な研削技術【金型テクノラボ】

精密金型の製造では、エンドミルでの切削やワイヤー放電加工の後に成型研削を行うのが一般的。しかし、研削量が少なく加工に時間がかかるのが課題だった。本稿では、ワンパスでミリ単位の材料除去を可能とする「クリープフィード研削技術…

1月の金型生産実績

1月の金型生産実績

前年同月比 7.1%増の331億2,300万円 プレス型は7.0%増、プラ型は12.0%増   日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員20人以上)による2017年1月の金型生産実績をまとめた。それ…

トピックス

関連サイト