円安などで空前の利益を上げる自動車メーカー。一方でその好機を捉えられない金型産業。いったい何が原因なのか。今一度足元を見据えて、国内金型産業の反転攻勢へ舵を切る最後のチャンスだ。人手不足、熟練技術者の退職など、今こそ過去…
日立金属 ハイテン向け冷間金型用鋼を量産化
被削性3.5倍に

日立金属(東京都港区、03-6774-3001)はこのほど、被削性を従来品よりも約3.5倍に高めた冷間ダイス鋼「SLD‐f」を開発、8月から量産を開始した。自動車部品のハイテン化が進む中、金型の寿命向上や製作リードタイムの短縮を実現し、コスト低減につなげる。
「SLD‐f」は、酸化物系溶着物による潤滑効果の向上と粗大炭化物の微細化によって被削性を高めた。従来品「SKD11」の標準切削条件に比べ、切りくず排出量は約3・5倍の毎分95㎤を実現した。
靭性も高く、耐久性や耐チッピング性にも優れる。高温で焼き戻しても安定した硬さが得られ、PVD(物理蒸着)処理時の変寸低減にも有効。
60HRC級に熱処理済みの「SLD‐f60」もラインアップする。
金型新聞 2021年9月10日
関連記事
「RF100 Speed」 グーリングジャパン(東京都中央区、ババツ ヤン社長、03-3536-2800)は、高能率エンドミル「RF100 Speedシリーズ」は、発売し好評を得ている。 主な特長は、鋼加工用の「P」…
Dr.工程シリーズを刷新、より安価に多くの機能を利用 シー・アイ・エム総合研究所(東京都目黒区、03・5745・1181)はこのほど、個別受注生産に特化した工程管理システム「Dr.工程シリーズ」を刷新し、「Dr.工程Na…
匠ソリューションズ(仙台市、022・342・1888)は、金型内の温度変化をリアルタイムで測定できるワイヤレス温度計測システム「TWINDS‐T」を開発した。樹脂金型やダイカスト金型などの金型内部の温度を可視化し、製品…
精密平面研削盤「PSG-SA1シリーズ」 現場の課題 一般砥石での研削加工で必須となるドレッシング工程は、研削サイクル中に入れることができないため、その都度オペレータが管理しなければならない。昨今の人手不足や技能者不足…


