金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

MARCH

11

新聞購読のお申込み

日立金属 ハイテン向け冷間金型用鋼を量産化

被削性3.5倍に

日立金属(東京都港区、03-6774-3001)はこのほど、被削性を従来品よりも約3.5倍に高めた冷間ダイス鋼「SLD‐f」を開発、8月から量産を開始した。自動車部品のハイテン化が進む中、金型の寿命向上や製作リードタイムの短縮を実現し、コスト低減につなげる。

「SLD‐f」は、酸化物系溶着物による潤滑効果の向上と粗大炭化物の微細化によって被削性を高めた。従来品「SKD11」の標準切削条件に比べ、切りくず排出量は約3・5倍の毎分95㎤を実現した。

靭性も高く、耐久性や耐チッピング性にも優れる。高温で焼き戻しても安定した硬さが得られ、PVD(物理蒸着)処理時の変寸低減にも有効。

60HRC級に熱処理済みの「SLD‐f60」もラインアップする。

金型新聞 2021年9月10日

関連記事

マツダ モーションキャプチャーとARで匠の技を短期間で習得

自動車メーカーのマツダが、モーションキャプチャーと拡張現実(AR)の技術を金型溶接の技能指導に活かしている。肉盛り溶接するときの匠の手や身体の動きを見える化し、それとの差異を把握し、シミュレータによる訓練で正す。効果的に…

精密、高精度、短納期、ニーズに応える金型材・金型部品

自動車の電動化やSDGs、カーボンニュートラルなどモノづくりを取り巻く環境が大きく変化しようとしている昨今、金型作りにおいても、さらに長寿命化や短納期、高精度といった高難易度な金型が求められている。そのためには新たな材料…

板鍛造プレスによる金型内ねじ転造工法の確立【金型テクノラボ】

雄ねじの加工では鍛造と切削や転造などの2つ以上の工程を必要とする。工数が多くなるため、リードタイムの悪化やコストアップという課題が指摘されてきた。当社ではコンパクトな「ねじ加工性金型」を開発し、金型内で一貫してねじ転造が…

Elimu It Support 業務棚卸を生成AIで負担軽減

膨大な情報収集・確認作業を短縮 自立支援型ITコンサルティングを手掛けるスタートアップ企業のElimu It Support(大阪市西淀川区、06・4400・0867)は中小製造業向けに業務棚卸、プロジェクト計画、ツール…

阪村エンジニアリング 鏡面加工のロボシステムを販売

多品種少量生産向け 冷間鍛造金型を製造する阪村エンジニアリング(京都市伏見区、075-631-5560)は、鏡面加工のロボットシステムの販売を始めた。協働ロボットとブラスト機を活用し、従来の手仕上げによる研磨工程を自動化…

トピックス

関連サイト