金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

AUGUST

16

新聞購読のお申込み

パンチ工業 中期経営計画を発表 FAの販売拡大目指す

パンチ工業(東京都品川区、03-6893-8007)は、2025年3月期を 最終年度とする3カ年の中期経営計画「バリュークリエーション2024」を発表した。25年3月期に売上高500億円(22年3月期比28.2%増)へと引き上げることを目指す。FA領域での特注品の販売拡大や受注サービスの強化、新工法による金型部品の開発などに取り組む。

25年3月期の数値目標は、売上高500億円、営業利益50億円、当期純利益40億円。3年間の投資総額は50億円で、海外工場投資に30億円を盛り込んだ。国内工場でもグループ会社を含めて生産移管や設備投資を実施する。

金型以外の新たな成長エンジンとしてFA市場を選定した。FA領域の特注品の販売拡大を目指し、22年3月期に26億円だったFA領域の売上高を25年3月期までに50億円まで引き上げる。金型部品の特注品で培った技術力を生かし、需要を取り込む考え。

受注サービスも強化する。ウェブ受注システム「パンチネット」を改良し、ウェブ受注率を現状の37%から48%まで引き上げる計画。また、今年1月から開始した新サービス「3D計測パートナーズ」もさらに展開していく。

地域別では、日本と中国以外への販売網拡大を進める。特に東南アジアや欧米の売上を引き上げる。グローバル調達や、全工場でITツールを活用した自動化・省人化などに取り組み、収益力の向上を図る。

また、R&Dも強化。複数の部品を接合して製造する新工法「P‐Bass」を活用した金型部品の開発に取り組む。同工法を活用することで、3Dプリンタよりも安価に冷却回路を配置した金型部品などが製造できるという。

22年3月期の売上高は12.1%増の393億円、営業利益は88.5%増となり、上場来最高益となった。中国が需要をけん引した他、電子・半導体関連が好調だった。23年3月期の売上高は10.5%増の435億円と予想する。

金型新聞 2022年6月9日

関連記事

【人事】黒田精工

6月29日付 (敬称略、カッコ内旧職) ▽常務(取締役)金型事業部長兼長野工場長石井克則▽取締役技術本部長米川泉▽取締役管理本部長兼経理部長兼情報システム部長荻窪康裕▽顧問(常務)佐古斉文▽退任(取締役)牧元一幸 牧元氏…

【金型の底力】ファスト 自動化システムでICトレー金型を増産

ロボット活用の自動化システムICトレー金型を増産 プラスチック金型メーカーのファストは昨年、福島県相馬市に半導体製造工程で集積回路(IC)の搬送や出荷などに使用するICトレーの金型を増産するための新工場を設立した。ロボッ…

キヤノンモールド 新工場が竣工

生産性1.5倍に 7月から本格稼働 キヤノンモールド(茨城県笠間市、0296-77-8171)が建設を進めていた「本社・友部事業所」が4月に竣工した。同市内に分散していた6工場を集約し、生産効率を高める。7月には本格稼働…

イワタツール タブレットで技術支援

イワタツール タブレットで技術支援

Youtubeなど情報発信  トグロンハードドリルなど高硬度材穴加工用工具で有名なイワタツール(名古屋市守山区、052−739-1090)は新型コロナウイルスの影響でユーザーへの技術支援が難しくなったことに対し、タブレッ…

TOWA 2020年4-12月期売上高10.2%増の207億円

TOWA 2020年4-12月期売上高10.2%増の207億円

5G向け半導体装置がけん引金型は11.8%増の62億7500万円 TOWAの2020年4-12月期の連結売上高は、前年同期比10.2%増の207億1500万円だった。次世代通信規格5G関連製品などの需要拡大に伴う半導体メ…

関連サイト