金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

FEBRUARY

08

新聞購読のお申込み

岐阜県金型工業組合 「BCP」を学ぶ
シミュレーション体験

 岐阜県金型工業組合(黒田隆理事長・黒田製作所会長)は3月7・8日、OKBふれあい会館(岐阜県岐阜市)で、「製造企業の生産性向上」をテーマにセミナーを行い、22人が参加した。2日目のテーマは「BCP(事業継続計画)」で東京海上日動火災保険の木村充氏を招き、BCPの目的や岐阜県で予測されている地震被害の想定、出席者たちとのディスカッションを交え、BCPの重要性と運用の難しさを学んだ。

 BCP(事業継続計画)とは、従業員や顧客の安全を守ることそのものが事業継続の基礎となり、さらに地域社会や顧客の先の顧客まで守ることにつながるという考え。岐阜県内は南海トラフや養老断層や阿寺断層などによる直下型地震による被害が懸念されている。

 今回のセミナーでは地震発生を想定したシミュレーション方式で、参加者とディスカッションしながらBCPを考えていく。ある製造企業をモデルに地震発生時に起こりえる様々な場面を想定しながら、どのような対策や行動を取れるかを検討しながら進めていった。すると、状況によって誰が指示するのか、どんな行動を取るべきか、また十分な備えがあるのかなど、課題が見えてきた。

 例えば、インフラが遮断された場合、車より自転車がある方が便利であるとか、携帯がつながらない場合どのように連絡を取るかなどで、BCP策定後も訓練や見直しが必要だとし、「自分たちの行動能力を試して高めていくのが大切」と木村氏は話す。

金型新聞 平成30年(2018年)4月16日号

関連記事

永井製作所 本社近くに新拠点設立

事業創出、人材交流の場に 「クリエイティブな発想で仕事ができる空間づくりを目指した」—。 プレス金型を設計、製造している永井製作所(群馬県邑楽町、0276・88・3311)は本社工場からほど近い多々良沼(同館林市)のほと…

がんばれ!日本の金型産業特集<br>宮澤精機 宮澤 幸弘 社長

がんばれ!日本の金型産業特集
宮澤精機 宮澤 幸弘 社長

変幻自在の絞り、曲げ 50年のノウハウで金型に独創のアイデア 「強みは設計です」と話すのは、丸・角・異形絞りの順送プレス金型を手掛ける宮澤精機の宮澤幸弘社長。弱電関連の製品をメーンに、絞りは最大15㍉角、曲げは最大30㍉…

進む自動化・見える化 複数の加工工程を集約する生産システムの構築【特集:2022年金型加工技術5大ニュース】

金型づくりの世界では、自動化やAM、脱炭素向けなどの最新技術が数多く登場し続けている。その進化は止まることがなく、4年ぶりに開催されたJIMTOF2022でも多数の最新技術が披露され、注目を集めた。今年最後となる本特集で…

がんばれ!日本の金型産業特集 <br>タムラエジア 田村 知之 社長

がんばれ!日本の金型産業特集
タムラエジア 田村 知之 社長

ニーズに応える策 考え抜く 技術力と設計開発力で提案 医療や電設用のチューブやフィルムなどのプラスチック押出金型を手掛けるタムラエジアは、高い加工技術力で顧客の信頼を得てきた会社だ。部品加工屋として創業後、ある押出機メー…

成長への課題を討議
日本金型工業会 「金型アカデミー」

  日本金型工業会が金型業界の次代を担う人材育成を目的に実施している「金型アカデミー」が、東京(3月20日、東京都文京区・金型年金会館)、名古屋(3月26日、名古屋市東区・日刊工業新聞社名古屋支社)で開催された…

トピックス

関連サイト