金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JULY

24

新聞購読のお申込み

待ちから攻めへ

方向見極め、変化し攻める

 昨年は補助金や投資減税などアベノミクスによる諸施策が奏功し、まだら模様ながら日本の製造業を明るいものにした。円安で輸出型の大手企業を中心に業績急回復。金型業界にもその影響は波及しつつあり、複数の大手メーカーでは、金型国内回帰の声も聞こえ始めている。
 しかし、世界市場をターゲットとするユーザー企業の地産地消の流れは変わらないだろう。金型業界が変革期にあることに論を待たない。仕事量がまずまず見込める今こそ次代に向けた改革を推し進める好機と捉えたい。
 昨年策定された「新金型産業ビジョン」でも、改革に向け示唆に富む指摘が数多い。この指針に呼応する動きも目立つ。例えば「連携」や「海外」では、メキシコで複数の企業が協業で金型長屋をスタートさせた。「技術開発」でも新素材や難削加工でしのぎを削り、金型技術を武器に「周辺分野」に進出する企業も多い。
 金型は受注産業であるが、良い金型を作れば仕事が来るという時代は終わっている。待っていても先は見えない。自社の強み弱みは各社各様だが、自社に適している方向を見極め、変化し、攻める時に来ている。

金型新聞 平成27年(2015年)1月10日号

関連記事

【金型生産実績】2020年12月 19.7%減の305億800万円

プレス型は25.1%減、プラ型は11.9%減 2020年12月の金型生産は、前年同月比19.7%減の305億800万円となった。前月比では1.6%増加した。数量は前年同月比0.8%の微増(前月比は6.9%増)で4万953…

2025年5月金型生産実績 前年同月比 21.2%減の295億円

プレス用金型は72.9%増、プラ用金型は12.1%減 2025年5月の金型生産は、前年同月比21.2%の大幅増で295億7,970万円となった。前月比では26.7%の大幅増だった。数量は前年同月比2.5%増、前月比では9…

6月の金型生産実績

6月の金型生産実績

前年同月比18.4%増の343億8,900万円 プレス型は17.8%増、プラ型は16.6%増 日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員20人以上)による2015年6月の金型生産実績をまとめた。それに…

金型が国内回帰

金型が国内回帰

高付加価値の型を求めて  金型の国内回帰を実感している金型メーカーが増加している。日本金型工業会のアンケートによると、昨年10―12月期に「海外から戻ってきた金型を作った、もしくは作ったことがある」と回答した企業が、4―…

【国内金型メーカーアンケート】「足元の業況と未来を拓く次の一手」<br>6割がリーマン超え

【国内金型メーカーアンケート】「足元の業況と未来を拓く次の一手」
6割がリーマン超え

課題はさらなる顧客開拓  金型新聞はこのほど、国内の金型メーカー112社に「足元の業況と未来を拓く次の一手」についてアンケート調査を実施した。その結果、60%を超す会社が、自動車業界の好調などを背景に、好調だったリーマン…

トピックス

関連サイト