金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JANUARY

17

新聞購読のお申込み

高硬度材用の工具発売<TOWA>

高速、高精度で低価格

半導体向けの超精密金型を手掛けるTOWA(京都市南区、075・692・0251)はこのほど、高硬度材を加工できるCBNエンドミルを発売した。培った金型加工のノウハウを生かし、従来に比べ高速・高精度加工が可能なツールをお求めやすい価格で提供。また、2015年より再研削、特注工具の受託製作も行う。
発売するのは、ラジアス、ボール、テーパーの3種類。工具径精度は0~-3μm、R精度は±2μmと高精度で、当社比2・5倍の長寿命を実現。

15年には特注の受託も

ラジアスは4枚刃(φ3・0~φ1・0)を標準ラインナップしており、送り速度を2枚刃に比べ、倍に上げて加工しても同等の工具寿命であり、加工時間短縮が計れる。また、φ0・6は3枚刃を用意している。
ボールは球形状仕上げ加工において、切削長640mで±3μmの加工精度を発揮。刻印用にテーパーも揃える。工具事業の担当者は「販売する工具は、超精密金型を製作する際に必要な高硬度材(HRC64~66)を加工するために自社で使用しており、使用者目線の工具になっている」と話す。
同社は3月末、中期経営計画を発表。従来の半導体樹脂封止金型に力を入れる一方、金型製作から得たノウハウを生かして、他分野にも事業展開を進める。工具販売事業はその一環で、現在は京都府、滋賀県などの京滋地区を中心に販売を行い、3年後に売上高10億円を目指す。

高硬度材用エンドミル(上)
ワーク(下)

金型新聞 平成26年(2014年)5月14日号

関連記事

ALPHA LASER ENGINEERING 高温溶融ダイカスト向け溶接棒を販売

タングステン含有で焼付き防止 レーザー溶接機やメンテナンスなどを手掛けるALPHA LASER ENGINEERING(愛知県一宮市、0586・52・7133)は高温溶融アルミダイカスト用溶接棒「ALW」(TIG・レーザ…

浜松工業技術支援センター SUS系粉末で金型造形

静岡県工業技術研究所浜松工業技術支援センター(浜松市浜名区)は、ステンレス系粉末を用いたプラスチック用金型の造形技術を開発した。これまで3Dプリンタでの造形が難しいとされていたSUS420J2系金型材料に相当する粉末で残…

テクノア TECHSシリーズ3800社が導入

 テクノア(岐阜県岐阜市、058-273-1445)は中小企業向けの個別受注型や多品種少量型に特化した生産管理システム「TECHSシリーズ」の導入実績が3800社に達成したと発表した。同シリーズは1994年の発売以降、金…

表面処理加工技術展2024、3月8日に大阪産業創造館で開催

「表面処理加工技術展2024」(主催:大阪産業局)が3月8日、大阪産業創造館(大阪市中央区)で開かれる。「新価値をまとわせろ!進化の鍵は表面処理にあり」をテーマに、61社の企業(2月2日時点)が表面処理加工技術やコーティ…

高硬度綱の高能率加工
オーエスジー

Aブランド高硬度鋼用超硬ボールエンドミルシリーズ 現場の課題  金型加工で特に増えている高硬度材の加工を高効率化したい。 提案・効果  Aブランド新製品の高硬度鋼用超硬ボールエンドミル高能率型4刃「AE-BM-H」と高精…

トピックス

関連サイト