金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

OCTOBER

23

新聞購読のお申込み

2月の金型生産実績

前年同月比11.9%増の278億7、200万円
プレス型は14・5%増、プラ型は20・0%増
2014年2月金型生産金額の推移
2014年2月金型生産数量の推移

日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員20人以上)による平成26年2月の金型生産実績をまとめた。それによると数量は、前年同月比(増減比はいずれも前年同月比)0・4%減の5万6,591組、重量16・1%増の1万1,623㌧、金額11・9%増の278億7千2百万円となった。
型別の生産実績は次のとおり
プレス型は数量3.2%減の8、888組、重量21・5%増の6,835㌧、金額14・5%増の108億7,900万円。鍛造型は数量11・6%増の11,746組、重量28・8%増の809㌧、金額18・8%増の24億1,000万円。鋳造型は数量28・9%減の385組、重量14・3%増の360㌧、金額1・6%減の7億1、800万円。ダイカスト型は数量2・7%減の677組、重量8・2%減の1,101㌧、金額20・0%減の29億7,600万円。
プラスチック型は数量0・4%減の2、667組、重量14・4%増の2,243㌧、金額20・0%増の96億3,800万円。ガラス型は数量5.3%減の2万26,323組、重量2.2%減の135㌧、金額11・6%減の2億6、600万円。ゴム型は数量15.7%減の547組、重量6.2%減の91㌧、金額13.7%減の4億3,400万円。粉末冶金型は数量12.0%増の5,718組、重量11・6%増の48㌧、金額10・6%増の5億5,200万円。

内製型は15.2%増の69億5,900万円

自家使用分(内製型)は数量が前年同月比5.3%増の6,856組、金額は前年同月比15.2%増の69億5,900万円となった。
プレス型=数量2、195組(同1.7%減)、金額21億9,100万円(3.9%増)。鍛造型=2,592組(12.7%増)、金額10億1,500万円(14.8%増)。鋳造型=数量54組(10・0%減)、金額3億1,800万円(171.8%増)。ダイカスト型=数量126組(11.3%増)、金額8億9,900万円(2・5%減)。
プラスチック型=数量462組(5.3%減)、金額23億600万円(28.3%増)。ガラス型=数量(―)、金額=(-)。ゴム型=数量72組(1・4%増)、金額1億6,300万円(7.2%増)。粉末冶金型=数量1,353組(8.8%増)、金額6,700万円(15.5%増)。

金型新聞 平成26年(2014年)5月14日号

関連記事

ー今年を振り返ってー<br>金型の国内回帰強まる

ー今年を振り返ってー
金型の国内回帰強まる

円安が後押し 海外との住み分け明確に  金型業界は回復を続けている。2015年の1―9月累計の金型生産額は前年同期比で9・3%増の2865億円となった。まだリーマンショック前のピークに比べ8割弱の水準だが、金型メーカーが…

待ちから攻めへ

待ちから攻めへ

方向見極め、変化し攻める  昨年は補助金や投資減税などアベノミクスによる諸施策が奏功し、まだら模様ながら日本の製造業を明るいものにした。円安で輸出型の大手企業を中心に業績急回復。金型業界にもその影響は波及しつつあり、複数…

特集 : 金型づくりを変える6大テーマ

 次世代自動車による自動産業の変革や、少子高齢化による人手不足など金型産業を取り巻く環境は大きく変化し、新型コロナウイルスの感染拡大によって、そのスピードはさらに加速している。一方で、金型づくりを支える製造技術も進化を遂…

2023年11月金型生産実績 前年同月比5.6%減の276億円

プレス用金型は4.3%減、プラ用金型は13.0%減 2023年11月の金型生産は、前年同月比5.6%減の276億円。前月は9カ月ぶりに前年を上回ったものの、11月は再び前年を下回った。前月比では0.6%の減少でほぼ横ばい…

藤本敏樹氏著「金型産業連関表作成の試み」

金型の現状、データで俯瞰 日本の金型の動きを統計データに基づいて分析した論述は少なくない。そのデータベースとしてたびたび使われるのは政府が日本の金型生産をまとめた機械統計(従業員30人以上を対象に調査)や工業統計(同4人…

トピックス

関連サイト