金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

APRIL

02

新聞購読のお申込み

4月の金型生産実績

前年同月比5.4%増の283億1,300万円
プレス型は6・0%減、プラ型は2・6%増
金型生産金額の推移
金型生産数量の推移

日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員20人以上)による平成27年4月の金型生産実績をまとめた。それによると数量は、前年同月比(増減比はいずれも前年同月比)10・8%増の5万9,584組、重量は5・6%減の1万579㌧、金額は5・4%増の283億1、300万円となった。

型別の生産実績は次のとおり

プレス型は数量3・6%増の9,428組、重量22・5%減の5,068㌧、金額5・9%減の93億4、800万円。鍛造型は数量9・1%減の10,261組、重量3・2%増の732㌧、金額2・1%増の24億2,900万円。鋳造型は数量6・5%増の427組、重量7・5%減の283㌧、金額1・4%減の5億8,200万円。ダイカスト型は数量15・2%増の728組、重量65・0%増の1,683㌧、金額52・0%増の39億7,800万円。

プラスチック型は数量7・3%増の3、245組、重量5・8%増の2,511㌧、金額2・6%増の103億6,700万円。ガラス型は数量22.9%増の2万8、871組、重量3.4%減の115㌧、金額9・1%減の2億2,900万円。ゴム型は数量119.1%増の1,308組、重量51・6%増の147㌧、金額82.2%増の8億4,900万円。粉末冶金型は数量1.7%増の5,316組、重量6・8%減の41㌧、金額2・1%増の5億3,100万円。

内製型は16.8%増の63億3,500万円

自家使用分(内製型)は数量が前年同月比9.1%増の6,258組、金額は前年同月比16.8%増の63億3、500万円となった。
プレス型=数量1、910組(同26.2%増)、金額13億5,800万円(32.9%増)。鍛造型=2,517組(4.1%増)、金額10億600万円(3.6%増)。鋳造型=数量56組(30・2%増)、金額1億9、400(78.0%増、ダイカスト型数量139組(16.8%増)金額10億3、500万円(59.2%増)
プラスチック型=数量552組(5.8%増)、金額24億円(0.3%減)。ガラス型=数量(―)、金額=(-)。ゴム型=数量237組(22.9%増)、金額3億300万円(50%増)。粉末冶金型=数量847組(17.0%減)、金額3,900万円(36.1%減)。

金型新聞 平成27年(2015年)7月2日号

関連記事

ネットワーク化進む  金型関連企業

ネットワーク化進む 金型関連企業

「力」合わせる時 技術交流、共同受注 技術力を誇る日本の金型メーカーが、連携・組織化なりチーム・ネットワーク化を始めている。何れも好調な滑り出しで、20人以下の事業所が89%(2012年工業統計)を占める業界に新たな事業…

10月金型生産実績 前年同月比1.4%増の262億2400万円

プレス用金型は21.8%減、プラ用金型は6.5%増 2022年10月の金型生産は、前年同月比9.7%減の273億3,400万円となった。前月比では21.6%減と大幅に減少。数量は前年同月比13.1%増、前月比でも11.5…

8月の金型生産実績

8月の金型生産実績

前年同月比14.2%増の273億400万円 プレス型は19・4%増、プラ型は15・8%増 日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員20人以上)による平成26年8月の金型生産実績をまとめた。それによる…

【国内金型メーカーアンケート】「足元の業況と未来を拓く次の一手」<br>6割がリーマン超え

【国内金型メーカーアンケート】「足元の業況と未来を拓く次の一手」
6割がリーマン超え

課題はさらなる顧客開拓  金型新聞はこのほど、国内の金型メーカー112社に「足元の業況と未来を拓く次の一手」についてアンケート調査を実施した。その結果、60%を超す会社が、自動車業界の好調などを背景に、好調だったリーマン…

導入の裾野広がる
―5軸加工特集―

精度・操作性が進化  金型メーカーに5軸加工機がかなり浸透してきた。制御技術や干渉チェック機能の向上、精度アップなど工作機械が進歩し、安心して使える機能が充実してきたからだ。だが何より、CAD/CAMの進化が大きい。多く…

関連サイト