金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

OCTOBER

15

新聞購読のお申込み

OKK、新M工場が竣工

5軸、横型、年産1200台に
DSC07114_R

大阪機工(兵庫県伊丹市、072・782・5121)はこのほど、猪名川製造所にある新M工場が完成し、竣工式を開いた。年内にも本格稼働させ、マシニングセンタ(MC)の年間の生産を今より20%多い12000台に増やす。
新M工場は、生産ラインが4本あり、主に5軸加工機や横型MCの部品を加工し組み立てる。伊関博文社長は竣工式で「M工場は経営戦略上、大きなカギを握っている。こうしてお披露目することができて良かった。OKKの製品を全世界に届けたい」と話した。
これまで長らくM工場は猪名川製造所の主力工場としての役割を担ってきたが、老朽化していたこともあり、2015年の創業100周年を前に建て替え工事を進めていた。

VM660Rなど最新機
12月5・6日に展示会
VM660R_R

大阪機工(兵庫県伊丹市、072・782・5121)は12月5日と6日、本社のある猪名川製造所で展示会を開催し、立形マシニングセンタ(MC)「VM660R」などJIMTOF2014に出品した最新のMCを披露する。
展示するMCは高い重切削性能の「VM660R」のほか、500パレット搭載の横形MC「MCH5000R」や優れた高速性能の横形MC「HMC500」、グラインディングセンタ「GC53」など。
新M工場の竣工披露も兼ねており、MCは新M工場に展示。実機や加工実演を披露するほか、新M工場の最新設備を見学できるようにする。
問い合わせは本店営業所072・771・1136。

金型新聞 平成26年(2014年)11月14日号

関連記事

2023年2月金型生産実績 前年同月比 1.5%減の262億1,800万円

プレス用金型は18.2%減、プラ用金型は20.2%増 2023年2月の金型生産は、前年同月比1.5%減の262億1,800万円、前月比では8.6%の減少となった。数量は前年同月比12.6%減、前月比では31.4%減の3万…

ユケン工業<br>被膜前にディンプル加工

ユケン工業
被膜前にディンプル加工

樹脂型の離型性向上  ユケン工業(愛知県安城市、0566・73・2131)は、人気の樹脂成形型用被膜「Yコート BL」を施す前に金型への特殊ディンプル加工(深さ=2~3㎛)を行うことで離型性を大幅に向上する「Yコート B…

【金型応援隊】ジーシステム 改善重ね導き出した生産システム

多台持ちで生産効率化 ジーシステムはプレス金型用プレートなどの研磨加工を手掛ける。車の電動化や5Gの広がりを背景に電子部品向けの需要が拡大している。於保信一郎社長は、「さらに効率化して生産性を高め、需要に応えていきたい」…

鈴木 21年7–12月期決算

部品事業が好調を維持 鈴木の2021年7—12月期決算は、売上高117億4100万円(前年同期159億3100万円)となった。「収益認識に関する会計基準」の適用で、前期とは単純比較できないが、金型事業は低調な一方、部品事…

黒田精工 モータコア金型を強化 合弁会社設立、工場増設

黒田精工(川崎市幸区、044-555-3800)がモータコア用金型などを手掛ける金型事業の強化に乗り出した。10月に伊藤忠丸紅鉄鋼グループと合弁でモータコア製造会社を設立すると発表。設立時期は2023年1月を予定。また、…

トピックス

関連サイト