需要戻り、社数減少 金型業界に激震が走ったリーマン・ショック(2008年)から約8年半経ち、金型メーカーの業績が回復している。自動車や半導体向けの需要が回復した一方で社数が減り、勝ち残った会社に仕事が集まっている。ただ…
12月の金型生産実績
日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員20人以上)による平成26年12月の金型生産実績をまとめた。それによると数量は、前年同月比(増減比はいずれも前年同月比)0・1%減の5万3,435組、重量は21・3%増の1万2,632㌧、金額は12・9%増の312億2、100万円となった。
型別の生産実績は次のとおり
プレス型は数量7.7%増の1万495組、重量33・5%増の7,216㌧、金額15・3%増の117億6,100万円。鍛造型は数量3・3%減の10,790組、重量4・6%減の774㌧、金額0・6%増の24億円。鋳造型は数量19・4%減の387組、重量25・0%減の255㌧、金額36・7%減の5億6,900万円。ダイカスト型は数量4・2%増の678組、重量25・6%増の1,510㌧、金額22・0%増の41億4,500万円。
プラスチック型は数量7・0%増の3、277組、重量10・7%増の2,620㌧、金額18・8%増の113億2,300万円。ガラス型は数量0.7%減の2万2、299組、重量2.2%増の129㌧、金額2・4%増の2億5、700万円。ゴム型は数量22.6%減の563組、重量31・1%減の84㌧、金額29.1%減の3億8,800万円。粉末冶金型は数量5.5%減の4,946組、重量2・2%減の44㌧、金額9・8%減の4億7,700万円。
内製型は45.2%増の97億8,800万円
自家使用分(内製型)は数量が前年同月比6.2%増の7,684組、金額は前年同月比45.2%増の97億8,800万円となった。
プレス型=数量3、407組(同27.5%増)、金額40億3,000万円(91.7%増)。鍛造型=2,463組(8.8%減)、金額9億7,600万円(2.1%増)。鋳造型=数量57組(3・4%減)、金額7,000万円(70.1%減)。ダイカスト型=数量130組(38.3%増)、金額11億5,600万円(27・6%増)。
プラスチック型=数量630組(10.1%増)、金額33億7、100万円(47.3%増)。ガラス型=数量(―)、金額=(-)。ゴム型=数量92組(31・1%減)、金額1億3、200万円(27.5%減)。粉末冶金型=数量935組(10.9%減)、金額5,200万円(27.8%減)。
金型新聞 平成27年(2015年)3月10日号
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