付加価値生み差別化 金型メーカーのなかで、測定を重視する動きが広がっている。かつては「生産に貢献しないもの」とされてきた測定だが、測定技術の進歩によって品質の安定化や、生産性の向上など活用の領域が広がりつつあるからだ。…
5月の金型生産実績
日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員20人以上)による平成26年5月の金型生産実績をまとめた。それによると数量は、前年同月比(増減比はいずれも前年同月比)9・8%減の5万289組、重量は2・5%減の1万728㌧、金額は5・7%増の266億1千万円となった。
型別の生産実績は次のとおり
プレス型は数量5.0%減の9、524組、重量3・2%増の5,933㌧、金額9・7%増の97億4,200万円。鍛造型は数量23・0%減の11,469組、重量15・4%増の734㌧、金額5・6%増の21億8,900万円。鋳造型は数量15・2%減の373組、重量21・3%減の240㌧、金額31・1%減の4億8、300万円。ダイカスト型は数量26・7%減の578組、重量15・0%増の1,156㌧、金額15・1%増の31億3,800万円。
プラスチック型は数量2・3%減の2、822組、重量2・4%減の2,411㌧、金額15・1%増の97億3,000万円。ガラス型は数量28.7%減の1万8,961組、重量8.0%減の119㌧、金額8・7%減の2億3、200万円。ゴム型は数量11.9%減の572組、重量26.3%減の85㌧、金額7.6%減の4億9,700万円。粉末冶金型は数量3.1%減の5,990組、重量3・2%減の50㌧、金額4・3%減の5億9,900万円。
内製型は4.0%増の60億4,500万円
自家使用分(内製型)は数量が前年同月比0.9%減の6,036組、金額は前年同月比4.0%増の60億4,500万円となった。
プレス型=数量1、776組(同7.8%減)、金額17億1,600万円(2.7%減)。鍛造型=2,478組(2.9%減)、金額9億4,800万円(11.5%増)。鋳造型=数量33組(17・5%減)、金額1億1,700万円(27.3%減)。ダイカスト型=数量136組(11.7%減)、金額6億7,100万円(11・7%減)。
プラスチック型=数量501組(4.8%増)、金額23億8、700万円(15.1%増)。ガラス型=数量(―)、金額=(-)。ゴム型=数量76組(4・1%増)、金額1億5、200万円(1.9%減)。粉末冶金型=数量1,036組(19.4%増)、金額5,400万円(10.2%増)。
金型新聞 平成26年(2014年)8月10日号
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