選ばれる企業になるために経営者の美意識によって顧客の感性に訴求する 当社は1986年に創業したカーボン素材などの高精度加工を得意とする従業員13人の会社です。主に半導体の製造工程で使用されるカーボン製治具などを手掛けてお…
IPF 国際プラスチックフェア
樹脂とゴム成形の新技術
IoT、ロボ、複合材料
千葉市幕張メッセ 10月24〜28日開催
「IPFJapan(国際プラスチックフェア)2017」が10月24〜28日まで千葉市美浜区の幕張メッセで開かれる。今回は樹脂やゴムの新たな成形技術に加え、IoT(モノのインターネット)を活用した技術、ロボットによる自動化、複合材料の成形をターゲットとした展示が目立つ。
同フェアは3年に一度、開かれる、樹脂・ゴム成形に関する専門展示会の集合体(下記9つ参照)。今回は780社・団体、2347小間(9月25日現在)で行われ、4万5000人が来場する。
主力テーマの一つがIoTだ。成形機メーカーらが具体的な展示を行うほか、25日にはメーカー13社による「IoT合同セミナー」も開かれる。
ロボットによる自動化や省力化も注目だ。成形後の後工程、検査、組み立てなどでもロボットの活用が広がっており、新たな自動化提案が見られる。
三つ目のテーマが、カーボンやセルロースナノファイバーなどを使ったコンポジット(複合材料)の成形の提案だ。素材メーカーだけでなく、大学の協力のもと、最新材料や成形装置、加工の情報をまとめた展示を行う。
9つの専門展
「高機能プラスチック原料・添加剤・フィラー展」
「プラスチック成形機・成形関連システム展」
「プラスチック&ゴム金型設計製造システム展」
「ゴム原料・成形システム展」
「コンポジット材料・成形システム展」
「発泡プラスチック展」
「リサイクル装置・システム展」
「プラスチック&ゴム試作・加工・製造受託展」
「プラスチック&ゴム工業部品調達展」
金型新聞 平成29年(2017年)10月16日号
関連記事
2月17日、ホテルニューオータニ大阪(大阪市中央区)で、2年ぶりに金型シンポジウムが開催される。「新たな社会環境・新たなステージ・新たな価値を創造 関西からの発信」をテーマに、自動車部品メーカーによる基調講演や、金型メー…
県を挙げて人材育成 岐阜県内の工業高校生を対象にした「第4回工業高校生金型コンテスト」(主催:岐阜県、岐阜県教育委員会、岐阜県金型工業組合)が昨年12月7日、岐阜県立国際たくみアカデミー(岐阜県美濃加茂市)で行われ、県…
営業、海外展開に力 技術研究や連携も 日本金型工業会(牧野俊清会長、長津製作所会長)は6月5日、名古屋市のANAクラウンプラザホテルグランコートで第3回の通常総会を開く。 昨年は新金型産業ビジョンを策定し、日本の金型業…
パラレルで力制御、高速・高精度 金型を自動で磨くロボットはかねてから望まれ、機械メーカーや研究機関が開発に挑んできた。近畿大学理工学部の原田孝教授もそのひとり。昨年、パラレルリンクやDDモータにより微妙な力加減を緻密に…