被削性3.5倍に 日立金属(東京都港区、03-6774-3001)はこのほど、被削性を従来品よりも約3.5倍に高めた冷間ダイス鋼「SLD‐f」を開発、8月から量産を開始した。自動車部品のハイテン化が進む中、金型の寿命向上…
新会長に伊藤氏
天青会

日本金型工業会東部支部天青会は5月10日、上野精養軒(東京都台東区)で第7回定時総会を開いた。役員改選が行われ、新会長に伊藤敬生氏(日進精機社長)が就任した。任期は1年。
総会では2018年度事業報告や決算報告など全議案が承認された。昨年度は、「真・新価値創造」をテーマに企業視察が開かれたほか、19年3月には45周年記念式典が開催された。
前会長の宮城島俊之氏(エムアイモルデ社長)は「45周年を自分の代で迎えることができて大変光栄だった」と振り返った。
今年度は、「ThinkGlobal,MakeGlobally」をテーマに、VRコンテンツ制作会社の見学や海外視察などの活動を計画している。伊藤新会長は「ものごとを多面的に考えられる機会を設けたい」と意気込んだ。
金型しんぶん 2019年6月7日
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