自動車や電子部品などの開発サイクルが短くなる中、製品開発における課題の一つとなっているのが試作品や試作用金型の製作だ。加工プログラムやジグを作る高度なノウハウが必要で、それにかかる時間も手間も負担が大きい。しかし切削加工…
多彩な工具を使いこなす
三菱重工工作機械
精密加工機「μV5」

現場の課題
自動車部品で、小径工具の加工が必要な金型が大型化。幅広いサイズの工具やワークに対応できる高精度なマシニングセンタが求められている。
提案・効果
「μV5」は、微細加工向けの小型精密加工機μV1に対してX軸ストロークを2倍の900㎜とし大型ワークに対応。荒加工と精密仕上げ加工を1台で完結させるため、主軸の剛性と精度の最適なバランスを追求した。
主軸は最高毎3万回転。連続運転での出力15㎾、トルク19N・mと、余裕のある特性のモータを搭載。
独自の冷却/潤滑方式で熱変位に対応すると共に、回転精度の信頼性も確保。主軸性能を最大限に引出すため、突き出し長さが最短となるよう、X軸案内面の配置も最適化している。
工具は、極小径から最大シャンク径φ20㎜まで対応。大型ワークの高能率加工に適した、高送りカッターも把持することができる。幅広い回転域を使って、実用的な条件での切削に活用できる。
この1台で多彩な工具を使い熟し、最終製品精度を確保しながら、生産性を向上させることができる。
金型新聞 2020年4月10日
関連記事
国内最大級の工作機械見本市「MECT2023」が10月18日~21、ポートメッセ名古屋(名古屋市港区)で開催され、77,225人が来場した。会場では、工作機械メーカーや切削工具メーカーなどが最先端の技術を披露した。 大型…
ミスミグループ本社(東京都千代田区、03・6777・7800)はこのほど、オンライン機械部品調達サービス「meviy(メビー)」に「2D図面自動作成・ダウンロード機能」を新たに追加した。「Meviy」にアップロードした3…
レーザ金属積層造形機 DMG森精機は旋削とミーリング加工を1台で行う複合加工機にレーザ金属積層造形技術であるアディティブマニュファクチャリング(以下AM)を融合したレーザ金属積層造形機「LASERTEC 3000 DED…
除膜・再コートが繰り返し可能 日本コーティングセンター(神奈川県座間市、046・266・5800)は、自動車部品メーカーのデンソー(愛知県刈谷市)と共同で、切削工具などの超硬製品の寿命を向上するPVDコーティング技術「D…


