かつて世界一の生産額を誇り、“金型大国”と呼ばれていた日本の金型産業。ピーク時には、年間で2兆円近い金型を日本で生産していた。しかし2000年以降、自動車や電機といったセットメーカーの相次ぐ海外移転による国内需要の減少…
本社を新築
サカモト・ダイテム
業務改善と営業強化

サカモト・ダイテム(東京都目黒区、03-3711-6531)はこのほど、約3億6000万円を投資し、本社社屋を新築した(写真)。旧社屋は築55年と老朽化していたためで、耐震性向上や、職場環境改善につなげ、業務の効率化を図る。
新本社は敷地面積約462㎡、延べ床面積約768㎡の3階建て。1階がオフィス、2、3階はトランクルームとして貸し出す。トランクルーム運営の収入で会社負担をほとんどないという。
本社は経理と営業部門のみで、本社で対応していた鋼材切断業務は廃止する。加工原価比率7割を超えていたためで、福生と福島、藤沢の3工場でモールドベースの全加工に集中する。坂本幸浩社長は「新本社の稼働を契機にして、営業を強化したい」としている。
金型新聞 2020年12月10日
関連記事
埼玉県川口市で70年以上続く老舗鋳造用金型メーカーに生まれた。幼い頃から創業者の祖父に「3代目はお前だ」と言われて育ってきた。 高校に上がる頃には自然と会社を継ぐことを意識した。大学は理工学部に入り、機械工学を学んだ。後…
2022年10月12〜14日開催 日本包装技術協会(磯崎功典会長・キリンホールディングス社長)は、2022年10月12日~14日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「TOKYO PACK 2022(2022東京…
初心者でも簡単に操作可能 倉敷機械(新潟県長岡市、0258-35-3040)はこのほど、次世代操作系CADソフトウェア「Predeus(プレデウス)」を発売した。初心者でも簡単に操作できる機能を多数搭載。営業や購買など…
大型機中心に年20台 牧野フライス製作所は、大型加工機を中心にレトロフィットやオーバーホール事業を強化する。年間で最大20台程度対応できる体制を整え、今年度内には同事業の売上高を3~5億円を目指す。 子会社の牧野技術サー…