キヤノン製品の基幹部品の樹脂金型を手掛けるキヤノンモールドの阿見事業所(茨城県阿見町、029・889・1110)。年間約180型の生産能力を持ち、類似形状の金型が多いことから、様々な工程で自動化を進めてきた。その取り組み…
松井製作所 成形技術の進化支える企業力【金型応援隊】
松井製作所はプラスチック成形における周辺機器の開発などを手掛け、現場での課題を軸に切り口を広げ事業を進めるソリューションビジネスカンパニーだ。
「モールドコネクト」は金型にスマートショットカウンタを取り付けショット数とサイクルタイムを連携のクラウドシステムにリアルタイムで反映する金型管理システム。多点温度計を用いれば金型の表面や配管の温度も確認できる。

いずれもマグネット式で取り付け簡単、クラウド上のログデータにはスマホやパソコンであれば場所を選ばずアクセスでき、DX化と金型メンテナンスの効率化に貢献。
また同社は近年、金型のほか物流などをテーマに関連企業が多数参加するウェビナー企画も開催し業界の活性化に注力している。
会社概要
- 本社:大阪市中央区城見1‐4‐70 OBPプラザビル17F
- 電話:06・6942・9555
- 代表取締役:松井宏信氏
- 事業内容:プラスチック成形用合理化機器システムの製造販売
- 従業員:1100人(国内:300人、国外:800人)
- 創業:1912年
金型新聞 2024年2月10日
関連記事
自動車生産減が影響で下期停滞 ニチダイの22年3月期決算は、売上高123億100万円(前年同期比13.7%増)、営業利益2億1700万円(前年同期は3億3900万円の赤字)となり、増収増益だった。 主力の冷間鍛造金型など…
『お客様第一主義のものづくり』をモットーに、金型や金属部品など大型部品の平削から研磨まで一貫生産を確立。専門メーカーならではのVAやVE提案で最適なリードタイムやコストダウンを提案。年3000件以上のオーダーに応え、直近…
冨士ダイス(東京都大田区、03-3759 -7181)はこのほど、4日1日付けで久保井恒之副社長が社長に就任する人事を発表した。西嶋守男社長は代表権のある会長に就任する。 久保井氏は、1958年生まれ、東京都出身。81年…
アッサブジャパン(東京千代田区、03-5226-3781)はこのほど、袋井事業所に真空焼入れ炉を導入した。焼入れまで内製化することで、短納期対応を強化する。合わせて「スタバックス」の焼入れプレートの出荷も開始した。 袋井…


