昭和精工(横浜市金沢区、045・785・1111)は、車載用電池やモータなど先進性の高い金型技術に関する新ブランド「スマートツーリング」を立ち上げた。金型から生産設備まで提供できるのが強み。ブランド化により、新規市場の開…
サンワ金型 トライ用プレス機に材料送り装置を導入
顧客の生産立ち上げ支援
プレス金型やプラスチック金型などを手掛けるサンワ金型(愛知県安城市、0566・92・6150)は社内のトライセンターにある300tトライ用プレス機に材料送り装置を導入。ニーズが増えている小ロット試作生産に対応し、金型の短納期化や顧客先の早期生産ラインの立ち上げを支援。金型事業のサービス強化で開発案件や新規金型の受注を目指す。

同社は試作品作りから量産用金型の製作まで、量試一貫のサポート体制をテーマに、試作から金型製作まで行うクリエイティブサポート事業を立ち上げ、顧客の様々なニーズに応えてきた。昨今は金型の短納期化と共に、小ロット試作生産の依頼も増えており、従来のトライ用プレス機に材料送り装置を導入したことで、小ロット試作生産のニーズに応える。鈴木大輔社長は「プレス金型は1度のトライだけでは不具合が分からない場合がある。小ロット試作生産することで金型の不具合の早期発見ほか、金型の慣らし運転も終えることができ、顧客の早期ライン立ち上げに貢献できる」と自信を見せる。同社では1万個まで小ロット試作生産できる体制を構築した。
さらに、トライ用設備を強化することで顧客の開発案件にも応える。トライセンターにはプレス機3台(300t・80t・60t)を設備しており、エンジニアリングラボとして活用を進める。「顧客が当社で試作品の状態を確認でき、金型に問題があってもすぐに修正できるなど迅速に対応できる」と鈴木社長。すでに次世代自動車向けの冷却装置部品など開発の引き合いも増えており、今後も『顧客や仕入先と一緒にモノづくりをする』をテーマに金型事業の強化を図る。
金型新聞 2024年4月10日
関連記事
Youtubeなど情報発信 トグロンハードドリルなど高硬度材穴加工用工具で有名なイワタツール(名古屋市守山区、052−739-1090)は新型コロナウイルスの影響でユーザーへの技術支援が難しくなったことに対し、タブレッ…
マーポス(東京都大田区、03-3772-7011)はこのほど、マッシミリアーノ・アッコルシ副社長が社長に就任した。 マッシミリアーノ・アッコルシ氏は1982年生まれ、イタリア出身。2007年フェラーラ大学機械工学科卒業後…
J–MAXの連結子会社である広州丸順汽車配件有限公司(以下「広州丸順社」)は、中国における更なる事業の拡大を図るため、8月1日付で中華人民共和国福建省寧徳市に広州丸順 福建開発・営業センター (広州丸順汽車配件有限公司 …
プラスチック金型メーカー、明輝(神奈川県厚木市、黒柳貴宏社長)の会長で5月5日に78歳で亡くなった黒柳告芳氏の「お別れの会」が7月24日、東京千代田区の東京會舘で開かれた。取引先や業界関係者、OBなど約500人が参列し、…


