DXの本質は利益を生み出すことにある。以降では、DXによって「売上げを上げて利益を生み出す」方法と「コストを下げて利益を生み出す」企業のそれぞれの取り組みを取材した。 金型の長寿命化、自動化へ 冷間鍛造金型を手掛けるニ…
理研計器奈良製作所 現場の『安心・安全』を訴求【金型応援隊】
「約40年前に動的精度測定器から始まり、プレス機械、プレス品、金型を守る製品を担っており、引き続き、現場へ『安心・安全』を訴求したい」と語るのは取締役営業技術部長の阪森進氏。同社はプレス加工時のカス上がり検出器や材料の送りミス検出器、荷重監視装置などプレス加工に欠かせない装置やセンサ、測定器を手掛けている。
昨今ではIoTによる稼働状況や加工時のデータ測定の重要性が増しており、金型や機械の保全だけでなく、プレス加工の精度向上を図る上でも測定器の役割は大きい。阪森部長は「今後は国内マーケットのみならず、インドなど成長市場に向けて展示会出展によるブランド力の向上やアフターサービス強化を図りたい」と意気込みを語った。
会社概要
- 本社:奈良県桜井市阿部49‐1
- 電話:0744・43・0051
- 代表者:田島秀二社長
- 事業内容:自動プレス機監視装置および測定器の製造販売、各種センサの製造販売など
- 従業員:99人
- 設立:1972年。
金型新聞 2024年6月10日
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