金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

APRIL

02

新聞購読のお申込み

理研計器奈良製作所 現場の『安心・安全』を訴求【金型応援隊】

「約40年前に動的精度測定器から始まり、プレス機械、プレス品、金型を守る製品を担っており、引き続き、現場へ『安心・安全』を訴求したい」と語るのは取締役営業技術部長の阪森進氏。同社はプレス加工時のカス上がり検出器や材料の送りミス検出器、荷重監視装置などプレス加工に欠かせない装置やセンサ、測定器を手掛けている。

金型やプレス機の保全に活躍

昨今ではIoTによる稼働状況や加工時のデータ測定の重要性が増しており、金型や機械の保全だけでなく、プレス加工の精度向上を図る上でも測定器の役割は大きい。阪森部長は「今後は国内マーケットのみならず、インドなど成長市場に向けて展示会出展によるブランド力の向上やアフターサービス強化を図りたい」と意気込みを語った。

阪森部長

会社概要

  • 本社:奈良県桜井市阿部49‐1
  • 電話:0744・43・0051
  • 代表者:田島秀二社長
  • 事業内容:自動プレス機監視装置および測定器の製造販売、各種センサの製造販売など
  • 従業員:99人
  • 設立:1972年。

金型新聞 2024年6月10日

関連記事

大同特殊鋼 工具鋼2~5%値上げ

9月契約分から 生産能力上回る需要 大同特殊鋼は9月契約分から、全ての工具鋼製品で2~5%の値上げを実施する。今年1月契約分からも値上げを実施したが、それに続く2回目となる。 スクラップの高騰が続いていることに加え、自動…

三共精機 EQ教育を提案

挑戦する心を鍛える 行動変化を促す力へ 測定機や切削工具などを販売する機械工具商社の三共精機(京都市南区、075-681-5711)は教育ソリューション事業を立ち上げ、教育コンテンツ開発を手掛けるジャパンラーニング(東京…

丸順 「J-MAX」に社名変更 22年3月期は増収

増収減益も成長投資 岡山に新工場建設 丸順の2022年3月期決算(連結)は、タイや武漢の売上高が増加したものの、半導体不足による主要顧客の減産や原材料価格の高騰の影響により増収減益となった。 売上高は、456億6300万…

ミスミ 売上高過去最高 22年3月期

自動車関連需要が回復 ミスミグループ本社(東京都千代田区、03-5805-7050)の2022年3月期売上高は、17.8%増の3661億6000万円と過去最高を更新した。営業利益も92%増の522億1000万円と過去最高…

三井ハイテック 21年1月通期、売上高11.9%増

モーターコア、電子部品好調 三井ハイテックが3月15日に発表した2021年1月期連結決算の売上高は、973億5100万円と前期比11.9%増となった。5Gや車載向けの半導体が堅調で電子部品が伸びたほか、電動車向けのモータ…

トピックス

関連サイト