DMG森精機は今年7月、名古屋市から奈良県奈良市に本社を移転し、2014年に開設した東京グローバルヘッドクォータ(東京都江東区)と両拠点を2本社制にする。奈良市にはデジタルを駆使した先端技術の開発拠点である奈良商品開発セ…
理研計器奈良製作所 現場の『安心・安全』を訴求【金型応援隊】
「約40年前に動的精度測定器から始まり、プレス機械、プレス品、金型を守る製品を担っており、引き続き、現場へ『安心・安全』を訴求したい」と語るのは取締役営業技術部長の阪森進氏。同社はプレス加工時のカス上がり検出器や材料の送りミス検出器、荷重監視装置などプレス加工に欠かせない装置やセンサ、測定器を手掛けている。

昨今ではIoTによる稼働状況や加工時のデータ測定の重要性が増しており、金型や機械の保全だけでなく、プレス加工の精度向上を図る上でも測定器の役割は大きい。阪森部長は「今後は国内マーケットのみならず、インドなど成長市場に向けて展示会出展によるブランド力の向上やアフターサービス強化を図りたい」と意気込みを語った。

会社概要
- 本社:奈良県桜井市阿部49‐1
- 電話:0744・43・0051
- 代表者:田島秀二社長
- 事業内容:自動プレス機監視装置および測定器の製造販売、各種センサの製造販売など
- 従業員:99人
- 設立:1972年。
金型新聞 2024年6月10日
関連記事
生産性向上やペーパーレス化 モノづくりのDX化が叫ばれて早数年、様々なデジタルサービスが開発されてきた。その中で、ひと際目を引いたのがプレス金型及びプレス加工を手掛ける久野金属工業(愛知県常滑市)とシステム開発のマイクロ…
特殊鋼の専門商社である小山鋼材(大阪市西区、06-6532-6151)は金属AM向け冷却水管研磨やダイカスト金型向けの部分焼戻しやスポット焼戻しを行う装置を展示したショールーム「K′sラボ」を開設し、一部受託加工サービス…
ニチダイは4月1日付けで代表取締役会長の古屋元伸氏を代表権のない取締役会長とする人事を発表した。コーポレートガバナンスの強化を図るためとしている。 金型新聞 2022年4月10日
実機展示、セミナーも開催 スイスの工作機械メーカー、GFマシニングソリューションズの日本法人(横浜市神奈川区、045・450・1625)が、横浜ショールームを改装、拡張した。フロア面積を約2・5倍に拡大。展示スペースを広…