成形条件を自動で提示 双葉電子工業(千葉県茂原市、0475・24・1111)はこのほど、MAZIN(東京都中央区)が提供する射出成形現場で活用できるAI技術の販売を開始した。双葉電子工業の金型内計測システムと組み合わせて…
ブラザー工業 バリ取り専用マシンを発売
ダイカスト市場へ参入
小型マシニングセンタで有名なブラザー工業は新たにダイカスト素材のバリ取りに特化した専用マシン「デバリングセンター SPEEDIO DG‐1」を発売し、11月14日から開催された「j‐dec2024(2024日本ダイカスト会議・展示会)で展示した。ダイカスト部品の製造工程で発生する素材のバリ取りを目的に開発し、簡単かつ短時間での工程立ち上げが可能な使いやすさをコンセプトに効率的なバリ取りを実現し、ユーザーの人手不足や変種変量生産に対応する。
ダイカスト部品の製造工程は主に鋳造→鋳造した素材のバリ取り(トリミング)→機械加工(仕上げ)→洗浄→検査・出荷となる。同機種は鋳造した素材のバリ取りに特化した専用機に仕上げた。

主な特長は使いやすさを追求した独自の機能。加工経路の自動生成やタッチパネルでの経路補正、プログラムの自動変換などの機能を持ち、工程立ち上げも①ワーク上に代表点の教示②加工経路を自動生成③出てきた経路をNC画面で経路補正(タッチパネル)④加工プログラムへ自動変換と、NCプログラムの知識がなくても容易に短時間で工程立ち上げが可能だ。
オプションのティーチングコントローラを活用すれば、ゲーム感覚で設定でき、移動速度や力を抑える低トルク機能でミスが発生しても機械が異常を検知し停止するため、故障リスクも軽減できる。「ロボットや工作機械で加工経路を作成するには教示作業やNCプログラム修正を繰り返すため立ち上げに時間を要するが、当社専用マシンなら立ち上げ時間を約70%削減できる」と担当者は話す。

また、変種変量生産に対応し、幅360㎜×奥行き320㎜×高さ200㎜と広い加工エリアを持ち、治具設計の自由度も高く、主軸最高回転数2万回転、主軸テーパ穴は7/24テーパの15番。ピックアップ式ATC搭載で切削工具6本まで収納でき、バリ形状に合わせた工具選択が可能と最適な設計になっている。
同社では10月3~4日にかけ、テクノロジーセンター(愛知県刈谷市)で新製品発表会(セミナー含む)を行い、商社やユーザーなど大勢の来場者が訪れ、新たな専用マシンの機能チェックやサンプルワークを見学した。
金型新聞 2024年11月10日
関連記事
加工と表面処理も 非鉄金属や銅などを扱う専門商社の白銅(東京都千代田区、03-6212-2811)は昨年から、ピンやパンチなど特注金型部品の取り扱いを始めている。連携する中国の加工メーカーで製作した部品を輸入し、日本国内…
雄ねじの加工では鍛造と切削や転造などの2つ以上の工程を必要とする。工数が多くなるため、リードタイムの悪化やコストアップという課題が指摘されてきた。当社ではコンパクトな「ねじ加工性金型」を開発し、金型内で一貫してねじ転造が…
5Gで機械を遠隔制御 NTTドコモと共同開発 キタムラ機械(富山県高岡市、北村彰浩社長、0766-63-1100)はこのほど、NTTドコモと共同で、第5世代通信(5G)を活用し、遠隔で自動運転ができる工作機械を共同で開発…
11月1日から6日間、東京ビッグサイト開かれた「日本国際工作機械見本市(JIMTOF2018)」。最新の加工技術に加え、IoT(モノのインターネット)や人工知能(AI)の活用など、ものづくりの未来を提示した。こうした最新…


