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松浦機械製作所 ハイエンドMCを刷新、高速・高精度に金型加工

松浦機械製作所は、ハイエンドのリニアモータ立形5軸制御マシニングセンタ(MC)「LF‐160」をモデルチェンジし発売した。主軸振動を大幅に低減したほか熱変位補正機能を拡充し、高速回転領域における加工精度を高めた。電子機器の金型などで微細・精密化が進む中、そうした金型加工のニーズに応える。
主軸は、軸受の配置やバランスなどを見直し、主軸振動を従来と比べ約65%低減。面粗さRa0・1μm以下を実現した。熱変位は、予め様々な変位パターンをAI(人工知能)に学習させたデータにより加工時のXYZ各軸の変位を補正する。これらの要素により、高速回転(最大4万6千回転)時や長時間連続運転において安定した加工精度を実現する。
剛性の高い30番主軸を搭載し、荒加工から微細加工まで幅広い工程を1台で対応。オプションで工具を最大338本、パレットを最大91枚搭載でき、金型部品や電極などの変種変量生産・長時間無人運転もできる。また、5軸加工の衝突防止機能や、稼働状況監視機能を標準搭載。クーラントを自動で管理、補充するシステムをオプションで選べるようにもした。
「LF‐160」は、高精度立形リニアモータMC「LXシリーズ」の一つ。「LXシリーズ」のモデルチェンジは11年ぶりで、金型の微細加工に対応するハイエンド3軸機「LV‐500」、金型から部品加工まで幅広く対応する高精度5軸機「LX‐160」、高精度3軸機「LM‐500」も同時に発売した。
電子部品などの金型に需要を見込み、今年11月に開催されるJIMTOF2022にも出品する。
金型新聞 2022年6月9日
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