会社の未来を考え新規事業に挑戦やってみなければ分からない 金型メーカーに生産計画はありません。受注産業で顧客次第ですから。「来月どうしようか」。これを毎月のように繰り返しています。当社も創業から46年間、同じように事業を…
ソフトキューブ 基本無料のシミュレーション【金型応援隊】


VR、CGなどのグラフィックス系ソフトウェアの設計・開発を手掛けるソフトキューブは、3D切削シミュレーションソフト、「VirtualNC」の配信を開始した。
同製品はNCプログラムを読み込ませると、仮想空間上で工具を動かして素材形状を切削するアニメーションを表示。削り残しは青色、削り過ぎは赤色で表示され、読み込ませたNCプログラムの切削結果を確認できる。また独自開発のソリッドモデラで、側面や任意の角度から切削した形状を表現できるほか、最適工具姿勢(角度)算出やホルダ、治具干渉チェックなど多様な機能を揃える。
ソフトは無償版と有償のスタンダード版があるが、基本的な機能は無償版で利用可能(回数制限あり)。「先ずは製品のことを知ってもらうためにも、一度無償版を使ってみて欲しい」(早川裕治氏)。
- 住所:大阪府守口市京阪本通2-3-5
- 電話:06-6991-6881
- 代表者:北村雄吾社長
- 事業内容:VR、CG等のグラフィックス系ソフトウェアの設計・開発、研究開発
- 従業員:56人
- 設立:1991年
金型新聞 2022年6月9日
関連記事
勝負は中身だ 他社よりも一歩先へ 好循環生まれる体制を 〜技術開発の必要性〜 1939年生まれ、滋賀県出身。立命館大学法学部卒、61年に大垣市内にある会社に就職したのち、68年に同社(大垣精工)を創業。超精密プレス金型…
金型を売り切るだけでなく、金型技術を活かし、収益をどう安定化させるかー。金型メーカーにとって普遍的な課題だ。鋳造型を手掛ける日型工業は独自技術を他社にライセンス供与し、収益化につなげている。「多くの人に使ってもらうことで…
ロットに応じ金型を安く 低廉化金型を開発 自動車部品などのダイカスト金型を手掛ける魚岸精機工業は、ロット数に合わせて、金型の価格を安くする「低廉化金型」の開発に成功した。ある金型では従来に比べて最大45%安くなるという。…
大手切削工具メーカーの京セラは9月、高硬度材加工用(微細加工)のソリッドボールエンドミル「2KMB」を発売し、微細加工市場に参入した。これまで旋削チップなどを強みとしていた同社が焼入れ鋼など高硬度材を使用する微細加工市場…