多機能カッタシリーズ 三菱マテリアルはこのほど、高能率加工用多機能カッタ「VPX」シリーズに低抵抗インサート「Lブレーカ」を追加した。8材種48アイテムを加え、幅広い被削材の加工に対応する。 切れ味重視の設計により低…
日本コーティングセンター デンソーと被膜技術を開発
除膜・再コートが繰り返し可能
日本コーティングセンター(神奈川県座間市、046・266・5800)は、自動車部品メーカーのデンソー(愛知県刈谷市)と共同で、切削工具などの超硬製品の寿命を向上するPVDコーティング技術「DeCoatα(ディーコートアルファ)」を開発した。除膜、再コートを繰り返しても工具性能や工具径が維持され、省資源化に貢献する。

同技術は基材とコーティング被膜の間に保護膜を設け、除膜工程やクリーニング工程から超硬基材を保護することで複数回の除膜、再コートを可能にする。同社試験では5回の除膜・再コートを繰り返しても、工具の摩耗幅に変化がなく、工具径も元寸に対して±1・0μmで収まったという。
現状はチタン系コーティング被膜に対応する。今後、技術開発を進め、クロム系コーティング被膜への対応を目指す。エンドミルやドリルなどの超硬切削工具の他、超硬金型などでも適用可能。同社は「本製品により、超硬製品の寿命を延長し、省資源化や製造工程・流通などで排出される温室効果ガス削減に貢献していく」としている。
金型新聞 2024年11月10日
関連記事
三菱マテリアル(東京都千代田区、03-5252-5200)はこのほど、高硬度鋼加工用「IMPA CTMIRACLEエンドミルシリーズ」に4枚刃高精度ラジアスエンドミル「VFRPSRB」を追加、発売した。97アイテムを揃え…
円安などで空前の利益を上げる自動車メーカー。一方でその好機を捉えられない金型産業。いったい何が原因なのか。今一度足元を見据えて、国内金型産業の反転攻勢へ舵を切る最後のチャンスだ。人手不足、熟練技術者の退職など、今こそ過去…
ワークス(福岡県遠賀町、093-291-1778)は、直径0・1㎜のガラスレンズ金型を開発した。独自の微細なナノ多結晶ダイヤモンド工具で加工し実現した。これまでの最小径は0.5㎜で、世界最小クラスという。従来は難しい超小…
SDGsを目指した環境への配慮は年々高まっており、中でも脱炭素に対する意識は特に高い。脱炭素社会を実現するためには消費電力量やCO2排出量の削減が重要だが、製品精度は維持しなければならない。そのような高精度とエネルギー削…
