調達の効率化サポート 自動車のウェザーストリップのゴム金型や切断折曲機などを手掛ける平岡工業のもう一つの事業が、精密部品加工・調達代行サービスだ。金型や切断折曲機で培った技術や協力企業とのネットワークを活かし様々なニーズ…
【特集:2024年 金型加工技術5大ニュース】1.大型加工
ギガキャストで需要広がる
大型ダイカストマシンで自動車の構造部品を一体鋳造する「ギガキャスト」が注目を集めている。国内のダイカストマシンメーカーは型締力9000tのマシンを開発。海外では1万3000tで試作が行われるなど大型化の動きが加速。加えて、国内のダイカスト金型メーカーも海外メーカーと相次ぎ業務提携するなど、ギガキャスト需要に向けた動きが出ている。今後、大物ワーク向けの設備、加工技術が求められ、工作機械や工具メーカーも新提案を発表した。
牧野フライス製作所の3軸マシニングセンタ「V900」はワーク重量6tに対応。温度変化による機械変形を自動制御する「イースタビライザー」を標準装備するなど大型かつ高精度な加工を訴求。新日本工機の門形マシニングセンタの新モデル「HF‐4MⅡ」は、XとY軸にリニアガイド、ZとW軸にツインボールねじ駆動を採用し、動的精度と応答性を大幅に向上させ、作動油量も従来比70%削減。


ソディックの大型ワイヤ放電「ALN800GiGEdition」は各軸ストローク(X800×Y600×Z500㎜)で大物ワークに対応。独自のワイヤ回転機構で高板厚ワークでもワイヤ消費量を削減。大物ワークに対応しつつ、高精度や省エネなど付加価値を追求している。
MOLDINOは深部まで届くフリーネック対応の超硬シャンクを追加。従来シャンクに比べ50㎜程度深い所まで加工でき、放電から切削加工への切り替えを提案した。ダイジェット工業は超硬シャンクアーバーの頑固一徹とヘッド交換式を組み合わせ、突き出しの長い加工もびびりを抑制。多彩な工具で形状加工から仕上げ加工までトータル提案している。
金型新聞 2024年12月10日
関連記事
自動車の大型プレス用金型及び部品を製造するJ‐MAX。特に、ハイテン材・超ハイテン材用の金型で高い技術を有し強みを発揮している。「2030年度までに、CO2排出量を2013年度比半減、50年度にはカーボンニュートラル実現…
加工現場のあらゆるデータを一元管理 CAD/CAMなどを手掛けるゴードーソリューション(浜松市中央区)は加工現場向けデータ管理ソフト「NAZCA5 EDM Lite」の後継機種である新製品「NAZCA5 GEMBACO(…
PART4:モノエン・モビツーのトップに聞く金型メーカーに期待すること 技能絶やさぬ取り組み / 型にとらわれぬ柔軟な視点 人の動き、 カンコツを定量化 次世代車の中でも、やはり電動化へのインパクトは大きい。金型への影響…
培った技術活かす 自動車の電動化、医療関連や半導体関連需要の拡大などで、国内のものづくり産業に求められるものも大きく変化している。自動車の電動化ではモータやバッテリーなどの電動化部品や材料置換による軽量化部品などが増えて…
