ソディックと共同開発、大型3Dプリンタを導入 AM技術を武器にギガキャスト向け金型で需要開拓を狙うのが、ダイカスト金型メーカーの日本精機だ。まずは、高い熱交換機能が求められるギガ向け金型で、AMで造形した入れ子部品の採用…
ノヅック 金型の受発注をサポート【金型の底力】
ノヅックは、完成品メーカーと金属加工会社をつなぐ「モノづくり支援」事業を手掛ける。金型製作の依頼では、プレスやプラスチックなど種類に応じて対応可能な協力会社に加工を委託。製造された金型や金型部品は同社が検査し、メーカーに納品する。肉盛り溶接など金型補修の案件にも対応できる。

協力会社は全国に約6200社。三次元測定機による「絶対検査体制」を掲げ、不良率は0〜0.43%で推移する。金型メーカーの場合、同社に登録して受注側になれる上、発注側として金型製作や補修依頼も出せる。目的に応じて使い分けできるのも強みだ。
堅田壮一郎社長は「現在、金型関係の案件は全体の5%ほどだが、将来的には30%まで上げたい。完成品メーカーと金型メーカーのつなぎ役になり、金型業界の発展に貢献したい」と語る。

- 本社:大阪市淀川区野中北1-1-74
- 電話:06・6151・4115
- 代表取締役:堅田壮一郎氏
- 事業内容:モノづくり支援、製造業専門M&A、人材支援
- 従業員:31人
- 設立:2022年
金型しんぶん2025年7月10日号
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