金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JUNE

17

新聞購読のお申込み

齋藤俊明さん 金型若手経営者が集う「天青会」会長【ひと】

今年5月、日本金型工業会東部支部の若手経営者が集う『天青会』の第52代会長に就いた。会員が減少傾向にある中、「もう一度“にぎわい”を取り戻したい」。卒業したOBにもイベントへの参加を呼びかけ、交流の輪を広げる考えだ。

埼玉県白岡市でゴム用金型を製造する斉藤金型の社長。2016年に創業者の父親から経営を引き継いだ。日本金型工業会に入会したのはその1年ほど前。同業との交流を増やしたかった。入会後すぐに『天青会』にも入った。

「つまらなければ、1年で退会しようと決めていた」。ただ、いざ参加してみると、個人では見学できない企業の工場に行けたり、めったに会うことができないような人たちと知り合うことができたり、「貴重な経験ができて、面白かった」。

同年代、同業の経営者と交流できるのも魅力の一つだった。それまでは地元の商工会に参加し、役員も務めたが、「事業につながるわけではなかった」。『天青会』では景況感から業界動向、外注先の情報まで、同業ならではの情報交換ができ、「参加するたびに何かしらの学びがあった」。

『天青会』の会員数は近年、減少傾向にある。昨年度は新規入会が2人に対し、5人が卒業・退会した。業界全体の事業所数が減少する中、まずはOBへの参画を呼び掛け、多くの人を集める。「人が集えば、活気も生まれる。皆に参加してもらえるような会にしたい」。

金型しんぶん2025年7月10日号 

関連記事

2021年に売上高50億円
オネストン 鈴木 良博社長に聞く

 パンチやダイ、強力ばねなどプレス金型部品を取り扱うオネストンは2021年に創業50周年を迎える。プレス部品専門商社として基盤を築き、近年は「1個づくり」をテーマにした特殊品対応やリバースエンジニアリングほか、アメリカ・…

ササヤマ 笹山勝社長に聞く コア業務に専念できる環境に【特集 攻める設備投資】

自動車のシートや骨格部品などのプレス金型を手掛けるササヤマは金型の競争力を高めるため、金型づくりのDXとベトナム子会社のデータ製作力の強化に取り組む。デジタル技術で金型づくりを効率化し、ベトナム子会社を同社グループのデー…

【ひと】住友電工焼結合金金型開発室長 ・栢野正治さん 技能検定への功労が瑞宝単光章に

技能検定に挑む技術者の目は普段のそれと輝きが異なるという。レベルの違う課題に出会い、技術の海の広さと、自らを知る。「受検者のそうした『成長』の一端に携われることが嬉しい」。 岡山県の技能検定委員として機械加工や放電加工を…

清水龍司さん 承継に向けて社内改革を進める【ひと】

群馬県高崎市でプレス加工を手掛けるシミズプレスの3代目として生まれた。しかし、当初は会社を継ぐ気はなかった。 転機となったのは大学1年時。「これからさらに成長する国や地域を見ておきたかった」と中国に短期留学した。そこで語…

【ひと】BESTOWS 代表取締役・西田 勇さん 現場を知るソフトウェア研究者

大学発ベンチャーとしてBESTOWSを設立した、神戸大学工学部助教。製造AIの研究開発や産業機械・専用機などの設計・製作を手がけるアルムのCTOも務めており、AIが加工プログラムを自動で作成する「アルムコード1」の開発に…

トピックス

関連サイト