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【年頭所感】日本ダイカスト協会会長・浦上 彰

かけがえのないビジネスパートナー

 ダイカスト業界では20年1月~10月のダイカスト生産量は、67万5000トンで前年同期間比21%減となりました。

 自動車業界は環境側面だけでなく、「CASE」「MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)」などに代表される大きな変革期を迎えています。バッテリーなど電装部品の重量増が、燃費や航続距離に影響するため、これまで以上に「クルマの軽量化」が求められることになります。こうしたニーズに対して、軽量且つ複雑な形状を一体で成形できるダイカストは、自動車産業に対して、これまで以上の貢献が期待できると考えています。一方で新材料、新技術の導入と活用、人材の確保や育成など解決すべき課題も山積しています。

 18年3月「新ダイカスト産業ビジョン」を制定しました。その中で10年後のあるべき姿は『ユーザーにとってかけがえのない「ビジネスパートナー」になっている』としました。時代の変革に対応し、ユーザーにとってかけがえのないビジネスパートナーとして高品位で安定した製品供給を果たしていく必要があります。今後も情報収集と情報発信を協会活動の柱とし、日本のダイカスト産業の発展に引き続き貢献したいと考えています。

金型新聞 2021年1月10日

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