金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

MAY

18

新聞購読のお申込み

牧野フライス製作所 立形5軸と形彫の新型

大物金型向けを強化

 牧野フライス製作所は中・大物金型向けの製品の品ぞろえを拡充する。2月24日、大型の5軸制御立形マシニングセンタ(MC)と、大型NC放電加工機を同時に発売した。インパネやバックパネルなど自動車の意匠性の高い大型金型の仕上げ加工向けに提案する。

 大型制御5軸MC「V100S」は同社では初めてとなる門型機。ワークサイズは2000×2500㎜、高さ1050㎜、最大ワーク重量15トンまで引き上げた。これまでの大型立形5軸MC「V90S」に比べ、ワークサイズは約2倍、ワーク重量は3倍になる。

 大型樹脂型などの仕上げ加工に対応するため、コンパクトな主軸と回転傾斜軸を採用し、高速で高い面品位を実現。また、門型コラムの脚幅を広げ剛性を高めたほか、4本のガイド構造で大きい移動量を確保した。

 一方、大型NC放電加工機「EDNC22」は2つのヘッドを持ち、従来機に比べ2倍の生産性を実現した。正方形の大型金型が増えていることから、奥行きを拡大。軸移動量は2200×2200×800㎜で、最大ワーク重量は20トンまでとした。また、Z軸ボールねじ冷却構造などにより、ジャンプ速度20m/分、加速度1Gの高速加工を可能にした。

 同社は近年、中・大型金型向け製品を強化してきた。17年に大型5軸制御MC「V80S」、18年に「V90S」を発売し、3年で130台近くを出荷。昨年末には、形状部と冷却穴の加工ができる大型5軸MC「D2」を発表している。高山幸久営業本部長は「これまでの機種と合わせて大型金型向けの困りごとを解決したい」と話した。

金型新聞 2021年3月10日

関連記事

【ウェブ限定】平面研削盤「SGS‐75」を開発<br>ナガセインテグレックス

【ウェブ限定】平面研削盤「SGS‐75」を開発
ナガセインテグレックス

小型・高精度を実現 リーズナブルな価格で提案  ナガセインテグレックス(岐阜県関市、0575・46・2323)は、金型プレートや精密部品の加工に最適なコラムタイプの高精度平面研削盤「SGS‐75BLD2‐Neo3」が好評…

オークマ 油圧を使用しない立形マシニングセンタ【金型テクノラボ】

SDGsを目指した環境への配慮は年々高まっており、中でも脱炭素に対する意識は特に高い。脱炭素社会を実現するためには消費電力量やCO2排出量の削減が重要だが、製品精度は維持しなければならない。そのような高精度とエネルギー削…

「金型台帳」を データベース化
打田製作所

 「金型メーカーが情報管理をするのは、自社の知的財産を守るためと顧客情報を守るための2つの意味で重要だ」と話すのは、飲料や化粧品などのプラスチック金型を手掛ける打田製作所の打田尚道社長。同社は15年ほど前に社内で情報シス…

フクハラ ヒノキチオールで除菌・抗菌・芳香

コンプレッサー周辺機器メーカーのフクハラ(横浜市瀬谷区、045-363-7373)は、このほど、空気中のウイルスや細菌などを除菌し、工場内の作業感染を予防する「エアーサプリ」を開発、3月10日新発売した。 価格は1万60…

【金型テクノラボ】日型工業 熱変位抑える高機能金型によるゆがみの抑制

鋳造で使われるシェル中子型は280℃前後まで金属を加熱して成形するため、熱の影響を大きく受ける。これまで鋳造の世界では、この熱による変形が大きな課題で、成形不良の要因となってきた。高機能な断熱材を活用することなどで、熱を…

トピックス

関連サイト