金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JUNE

18

新聞購読のお申込み

【ひと】明輝 技術部・センシル クマールさん 高度な技術に挑むインド出身の金型設計者

インド・ムンバイ出身。2018年に来日し、プラスチック金型メーカーの明輝に入社した。担当は設計。自動車内外装品や機能部品など大小様々な金型を手掛けている。

金型技術者だった父親の影響で幼い頃から金型に興味を持っていた。地元の大学を卒業後、父親が務める金型企業に就職。組立や機械加工などを担当し、技術を磨いた。

「金型技術者としてもっと成長したい」。30歳の時に国を飛び出し、韓国の金型企業に転職。設計者として2年間経験を積んだ。さらなるステップアップの場所として選んだのが日本だった。「小物だけでなく大物でも精密な金型が作れる日本の技術力に魅力を感じた」。

明輝の英語版ホームページから直接問い合わせ、オンラインでの面接にこぎつけた。この高い意欲と設計者としての経験が認められ、3カ月の試用期間を経て、本採用となった。

「これほど向上心を持った人材は日本でも珍しい」と黒柳貴宏社長が評価するほど強い挑戦心を持つ。「この会社では常にチャンレジさせてもらえるので、それが何よりも嬉しいし、楽しい」。

今の目標は「スタックモールド金型」を設計すること。一つの金型内にキャビティとコアを二つ持つ構造で設計難度も高い。こうした日本の高度な技術を学び、あらゆる金型に対応できる技術者を目指す。

金型新聞 2021年10月10日

関連記事

【インタビュー】リヒト精光 鋼に命を吹き込む技術

鋼に命を吹き込む技術 『鋼に命を吹き込む』を合言葉に、プレス金型やプラスチック金型、ダイカスト金型ほか、半導体向け金型など幅広い型種の長寿命化に貢献する技術集団がリヒト精光(京都市南区、075-692-1122)だ。同社…

【インタビュー】プロトラブズ ・今井 歩社長「当日出荷を開始」

オンデマンド受託製造を手掛けるプロトラブズ(神奈川県座間市、046-203-9100)は今年6月から、CNC切削加工サービスで「当日出荷オプション」の提供を開始した。これまで標準3日、最短翌日だった出荷をさらに短縮する。…

清水龍司さん 承継に向けて社内改革を進める【ひと】

群馬県高崎市でプレス加工を手掛けるシミズプレスの3代目として生まれた。しかし、当初は会社を継ぐ気はなかった。 転機となったのは大学1年時。「これからさらに成長する国や地域を見ておきたかった」と中国に短期留学した。そこで語…

三菱日立ツール 増田 照彦 社長に聞く<br>新ブランド「MOLDINO」の狙いとは

三菱日立ツール 増田 照彦 社長に聞く
新ブランド「MOLDINO」の狙いとは

この人に聞く2017 『金型命』で社員一丸  今年5月、三菱日立ツールが新ブランド「MOLDINO(モルディノ)」を発表した。英語で金型を意味する「MOLD&DIE」と、革新を意味する「INNOVATION」か…

【インタビュー】京セラ 執行役員 機械工具事業本部長・長島 千里氏「微細加工市場に参入 」

大手切削工具メーカーの京セラは9月、高硬度材加工用(微細加工)のソリッドボールエンドミル「2KMB」を発売し、微細加工市場に参入した。これまで旋削チップなどを強みとしていた同社が焼入れ鋼など高硬度材を使用する微細加工市場…

トピックス

関連サイト