金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

MAY

01

新聞購読のお申込み

【ひと】明輝 技術部・センシル クマールさん 高度な技術に挑むインド出身の金型設計者

インド・ムンバイ出身。2018年に来日し、プラスチック金型メーカーの明輝に入社した。担当は設計。自動車内外装品や機能部品など大小様々な金型を手掛けている。

金型技術者だった父親の影響で幼い頃から金型に興味を持っていた。地元の大学を卒業後、父親が務める金型企業に就職。組立や機械加工などを担当し、技術を磨いた。

「金型技術者としてもっと成長したい」。30歳の時に国を飛び出し、韓国の金型企業に転職。設計者として2年間経験を積んだ。さらなるステップアップの場所として選んだのが日本だった。「小物だけでなく大物でも精密な金型が作れる日本の技術力に魅力を感じた」。

明輝の英語版ホームページから直接問い合わせ、オンラインでの面接にこぎつけた。この高い意欲と設計者としての経験が認められ、3カ月の試用期間を経て、本採用となった。

「これほど向上心を持った人材は日本でも珍しい」と黒柳貴宏社長が評価するほど強い挑戦心を持つ。「この会社では常にチャンレジさせてもらえるので、それが何よりも嬉しいし、楽しい」。

今の目標は「スタックモールド金型」を設計すること。一つの金型内にキャビティとコアを二つ持つ構造で設計難度も高い。こうした日本の高度な技術を学び、あらゆる金型に対応できる技術者を目指す。

金型新聞 2021年10月10日

関連記事

清水龍司さん 承継に向けて社内改革を進める【ひと】

群馬県高崎市でプレス加工を手掛けるシミズプレスの3代目として生まれた。しかし、当初は会社を継ぐ気はなかった。 転機となったのは大学1年時。「これからさらに成長する国や地域を見ておきたかった」と中国に短期留学した。そこで語…

学生教育でCAEを活用 岩手大学【特集:シミュレーションの使い方再発見!!】

CAEを活用しているのは企業だけではない。岩手大学では、樹脂流動解析ソフト「3DTimon」(東レエンジニアリングDソリューションズ)を学生の教育で利用している。樹脂を流す際、最適なゲート位置などを自らの勘や経験から教え…

【新春特別インタビュー⑤】稲垣金型製作所取締役・稲垣 武洋氏「イノベーションを起こし新しい収益モデルを創る」

常識にとらわれない金型 イノベーションを起こし新しい収益モデルを創る 〜新ビジネス〜  1975年生まれ、静岡県出身。98年立命館大学卒業後、富士通に入社し、システム販売などに従事。2004年稲垣金型製作所に入社、18年…

この人に聞く2015 <br>製造業コンサルティング <br>O2(オーツー)松本 晋一社長

この人に聞く2015
製造業コンサルティング
O2(オーツー)松本 晋一社長

潜在する魅力引き出す 製造×サービスで価値を創造  プラスチック金型メーカーの安田製作所は今春、社名を「IBUKI」に変更した。昨年9月、同社を傘下に収めた、製造業向けのコンサルティング会社O2(東京都港区)の松本晋一社…

「ガスの知見を武器に金属AMをトータルでサポート」大陽日酸・中田竜課長[この人に聞く]

産業用ガスメーカーの大陽日酸はガスの高い知見を武器に金属AMによる金型づくりを提案している。海外製の金属AM装置販売のほか、粉末の管理、シールドガスによる水分や酸素濃度の管理、造形ノウハウまでトータルでサポートするのが特…

トピックス

関連サイト