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SAT eラーニングにベトナム語字幕版
技術・現場系資格の教材やeラーニングコンテンツの作成・販売を手がけるSAT(大阪府吹田市、06・6310・1666)はこのほど、日本で働くベトナム人に向けて「高圧・特別圧電気取扱者特別教育」と「動力プレスの金型等に係る特別教育」のベトナム語字幕対応版を開講した。
これまで専門的・技術的な事項に関する日本語の理解力が十分でない外国人労働者には、通訳を付けて受講させる必要があった。
同社では講座内の専門用語に字幕をつけることで、通訳なしで外国人労働者が特別教育を受けられるようにした。今年の1月からベトナム語字幕対応を行ってきており、2022年の3月までに全ての講座の対応を終える予定。
2020年の日本の外国人労働者は約142万人。その中で最も多いのがベトナム人で、今後もベトナム人を中心とした外国人労働者の増加が予想される。一方で、日本語が分からないために不当な扱いを受ける外国人労働者も少なくない。「当社では、教育という観点から労働者の安全を守り、待遇を改善していく。今後は、より広い外国人労働者の方に対応できるよう、英語やネパール語にも対応していく予定」(二見哲史社長)。
金型新聞 2021年12月10日
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