金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

OCTOBER

14

新聞購読のお申込み

日本JPT 金型をレーザーで洗浄 クリーニング装置の販売強化

錆など母材傷付けず除去

中国・深圳JPTオプトエレクトロニクス社の日本法人、日本JPT(横浜市港北区、045-534-8568)が金型向けにレーザークリーニング装置の販売を強化している。昨年からレーザー出力100Wタイプを販売。今夏には50Wタイプの販売も開始する。

レーザークリーニング装置「CL‐100」は、MOAPパルスファイバーレーザーを使用したレーザークリーナー。プラスチックやゴム成形用金型などの錆びや離型剤のこびり付きなどを、母材を傷付けずに除去できる。

クリーニングヘッドの重量が620gと軽く、片手で長時間作業できるのが特長。本体重量は28㎏でキャリーバッグ仕様となっている。また、独自のレッドライトの補助焦点技術(特許取得済み)により、簡単にレーザーの焦点を調節できる。

深圳JPTオプトエレクトロニクス社は2006年に創業。レーザー装置だけでなく、レーザー発振器の開発製造も手掛ける。レーザー発振器の累計出荷台数は10万台を超える。日本JPTは20年設立。日本国内でレーザー関連機器の販売やメンテナンスを行う。

金型新聞 2022年6月9日

関連記事

5軸加工用工具・治具[Breakthrough!]

切削工具を傾けて加工ができることから、様々な効果が期待できる5軸加工。工具の側面のR形状を活用し、高能率な加工ができるバレル工具を始め、専用工具が登場している。バイスや治具でも、5軸加工をより効果的に活用するための製品が…

中小製造業をマッチング
ファクトリーエージェント

クラウドサービスを開始  ファクトリーエージェント(東京都中央区)は、製造業マッチングクラウドサービスの提供を7月から本格開始したとオンライン発表した。  同社は、ジェイテクトの100%出資子会社・ジェイテクトFAとして…

ALPHA LASER ENGINEERING 高温溶融ダイカスト向け溶接棒を販売

タングステン含有で焼付き防止 レーザー溶接機やメンテナンスなどを手掛けるALPHA LASER ENGINEERING(愛知県一宮市、0586・52・7133)は高温溶融アルミダイカスト用溶接棒「ALW」(TIG・レーザ…

【金型テクノラボ】日型工業 熱変位抑える高機能金型によるゆがみの抑制

鋳造で使われるシェル中子型は280℃前後まで金属を加熱して成形するため、熱の影響を大きく受ける。これまで鋳造の世界では、この熱による変形が大きな課題で、成形不良の要因となってきた。高機能な断熱材を活用することなどで、熱を…

日本精機 SKD61粉末材で400㎜超サイズの造形に成功

日本精機(名古屋市守山区、052・736・0611)はこれまで大型サイズの造形が難しいとされてきたSKD61の粉末材で、400㎜超サイズのワークの造形に成功した。ソディックと共同開発した金属3Dプリンタを活用した。これま…

トピックス

AD

FARO スキャンしたらすぐに結果まで:工数低減を実現

金型のメンテナンス、修復、複製に3次元測定アームを活用 製品を製造するために欠かせない金型ですが、そのメンテナンスには多くの課題が存在します。金型は使用するうちに摩耗し、時... 続きを読む

関連サイト