金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

APRIL

05

新聞購読のお申込み

型青会 日本ツクリダスの工場を見学

多品種少量の部品や金型、紙とシステムで効率化

全社員が生産管理ソフトで情報共有
清水一蔵会長
角野嘉一社長

日本金型工業会西部支部の若手会員でつくる型青会(清水一蔵会長・福井精機工業社長)は6月16日、アナログとデジタル技術によって多品種小ロットの金属部品や金型部品を効率良く生産する、日本ツクリダス(堺市南区)の工場見学会を開いた。

日本ツクリダスが手掛ける金属部品や金型部品はそのほとんどが短納期。500社以上の企業と取引があり、毎月600~900件を受注する。協力企業に外注もするが、全受注の約30%を社内で加工する。

多品種小ロットで短納期—。それに対応するために活用するのが自社開発した生産管理ソフト「エムネットくらうど」などデジタルツールだ。材料の入荷、粗加工、仕上げ加工、品質検査。それらの工程が完了するごとに伝票のバーコードを読み取る。

読み取った情報は「エムネットくらうど」に反映。全ての仕事の進捗はガントチャートでも表示する。特に、短納期に対応するため、納期が間近に迫る仕事を優先して目立たせる。

企画開発部広報の井上光樹氏は「エムネットくらうどの情報は全ての部門、全社員が共有している。その情報をもとに納期に間に合うように社内で助け合う。まさに短納期対応のカギを握っている」と話す。

ただ、仕事の全てをデジタル化にはしない。工程から工程へと仕事のバトンタッチする際は今なお紙の伝票を使う。角野嘉一社長は「仕事を『伝える』『優先順位を理解する』『共有する』などは紙の方が便利。紙(アナログ)とソフト(デジタル)の連携が大切」と強調した。

清水会長は、「様々な取り組みに挑戦されていることにとても刺激を受けた。この工場見学会で知り、感じことを今後活かしていきたい」と語った。

金型新聞 2022年7月1日

関連記事

岐阜県金型工業組合が通常総会 金型コンテストを計画

セミナーやCN対策も 岐阜県金型工業組合(加藤丈詞理事長・カトーメテック社長)は大垣フォーラムホテル(岐阜県大垣市)で第53回通常総会を開き、組合の活性化、組合員の増強、人材育成・促進を目指し、セミナー開催やカーボンニュ…

金型工業会 ISTMA最新資料配布

世界の金型動向を分析 日本金型工業会(小出悟会長)はこのほど、国際金型協会(ISTMA)が発刊する「ISTMA統計ブック」の最新版(2020年度版)の配布を開始した。 同統計ブックはISTMAに加盟する国や地域の金型の生…

日本金型工業会 価格交渉や取引適正化を後押し

会長名の依頼文を作成 日本金型工業会(山中雅仁会長・ヤマナカゴーキン社長)はこのほど、「金型の安定協力に向けた御理解と御協力のお願い」と題した会長名の依頼文書を作成した。ホームページ上で公開しており、会員企業らの値上げや…

型技術協会 9月1日にセミナー、ものづくり支える材料の新潮流

型技術協会は9月1日、「ものづくりを支える材料の新潮流」をテーマにしたセミナーをラジオ日本クリエイト(横浜市中区)で開催する。募集人数は45人で、申込締め切りは8月21日まで。参加費は主催・協賛団体会員が2万1000円、…

イーグル会 結成50周年迎え、記念式典を開催

次世代への継承に 日本金型工業会中部支部の若手の会であるイーグル会は結成50周年を迎え、インターモールド名古屋で記念式典並びに座談会を開いた。同会は若手経営者の悩みを共有し、垣根なく研鑽する場として活動を行ってきた。代表…

トピックス

関連サイト