新天地を求めて、世界に進出していった日本の金型メーカーは、何を考え、どんな苦労や課題を乗り越えて、取り組みを進めてきたのか。また、さらなる成長に向け、どんな青写真を描いているのか。中国、タイ、メキシコ、アメリカ、欧州そ…
高野 英治さん 第50代天青会会長に就任した[ひと]

今年5月、日本金型工業会東部支部の若手経営者や後継者で組織される天青会の第50代会長に就任した。「つながりを創る」をスローガンに掲げ、コロナ禍で希薄化した会員同士のつながりや、海外とのつながりを強化する活動に取り組む。
もともとドラマーとして音楽活動をしていたが、所属していたバンドが解散。2003年に金型部品メーカーのタカノに入社した。一から現場で経験を積み、10年後、社長に就任。「当時は周囲に相談できる人も少なく、とにかく情報を求めていた」。
そんな中、知り合いの紹介で天青会に入会した。周りをみると、業界をリードする企業の経営者ばかり。「そんな方々と交流し、悩みを相談したり、工場を見学させてもらったりしたことで、色々な刺激を受け、多くの学びを得ることができた」。
自身が会長に就任した今、「こうした経験を今の若い世代の人たちにも味わってもらいたい」と考える。新型コロナウイルスの感染状況をみながら、交流会や工場見学会などを積極的に行っていく。
そこに加えて、新たなに企画しているのがオンラインツールの活用。SNSの活用方法を学ぶ勉強会などを計画している。「国内市場が縮小し、金型企業はこれまで以上にグローバルでのビジネスが求められる。海外との交流のきっかけにしてほしい」。若手にとってメリットのある活動を続け、金型業界を盛り上げる。
金型新聞 2022年8月10日
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