金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

MARCH

31

新聞購読のお申込み

LeapMind 外観検査に特化したAIの提供開始

専門知識なくても導入可能

人工知能(AI)開発のLeapMind(リープマインド、東京都渋谷区、03-6696-6267)はこのほど、外観検査で活用できる異常検知のディープラーニングモデルを開発し、提供を開始した。正常データのみで学習でき、現場のエッジデバイス上での再学習も可能。専門的な知識が無くても手軽にAIを導入することができる。

「Efficiera(エフィシエラ)異常検知モデル」は、同社開発のAI推論アクセラレータIP「Efficiera」の技術を用いた。独自の「極小量子化技術」によって、デバイス上で処理を行うことができるエッジAIで、クラウドを利用するAIに比べ、情報漏えいのリスクが軽減される他、運用コストも削減する。

学習は数十枚の正常データのみで、多量の不良品データを必要としないため、数秒で完了する。また、AIが異常と判定した箇所をヒートマップで視覚化するため、誤った学習のやり直しも簡単に行うことができる。

すでに画像認識システムなどを手掛けるマクセルフロンティア(横浜市保土ヶ谷区)が開発した画像検査ユニット「iXAM(イグザム)」に搭載されている。同製品はワークの傷や汚れ、サイズなどの外観検査の他、作業の抜けや間違いなどを監視、異常を検知する作業支援にも活用できる。年内の発売を予定しているという。

「Efficiera」は異常検知の他、物体検知やノイズ低減のモデルも揃える。LeapMindの田中隆治氏は「今後、様々な機械やデバイスメーカーと協業し、搭載製品を増やしていきたい」としている。

金型新聞 2022年8月10日

関連記事

小坂研究所 小型アーム式三次元測定機

金型向けに提案強化 小坂研究所(東京都千代田区、03-5812-2081)が金型向けに小型アーム式三次元測定機の提案を強化している。10μm台の精度で測定できる他、小型で取り回しが良く場所を問わずに使用できるのが特長。三…

最新の金型補修機器・技術7選【Breakthrough】

金型の摩耗や欠け、ヘタリなどを補修するのに欠かせない肉盛溶接機。TIGやレーザーなどさまざまな方式が存在し、より作業性やスピードを向上させたモデルなどが登場している。また、最近ではAM技術を活用し、加工と補修を1台に集約…

アサッブジャパン 独自粉末を使った金属3D造形サービスを開始

高い冷却効果 アッサブジャパン(東京千代田区、03-5226-3781)は、独自の3Dプリンタ用粉末を使った金属3Dプリンタの造形サービスを開始する。高い冷却効果が求められるダイカスト部品において、焼付きやヒートチェック…

データ・デザイン メタデータ活用によるデータ管理の効率化

金型は大量生産の治具から個別少量生産へとシフトしたことで、高品質な「個の量産」技術が求められている。そこで必要になるのが膨大に増えるデータの適切な管理や共有。本稿では新たなデータ連動テクノロジー「メタデータ」を活用し、製…

松浦機械製作所 造形時間短縮できる金属3Dプリンタを発売

松浦機械製作所(福井県福井市、0776-56-8100)は、金属積層造形と切削加工ができるハイブリッド金属3Dプリンタ「LUMEXAvance‐25」を改良し発売した。従来機と比べて造形時間を短縮したほか、さらなる長時間…

トピックス

関連サイト