金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

DECEMBER

02

新聞購読のお申込み

イースタン技研 河西正彦会長が死去

放電加工周辺機器の販売やプレス金型製造などを手掛けるイースタン技研(神奈川県大和市、046-269-9911)会長の河西正彦(かわにし・まさひこ)氏が8月19日午後3時47分、死去した。79歳。東京都出身。通夜・告別式は8月30、31日に大和総合ホール(神奈川県大和市)で行われた。喪主は長男で社長の河西敦博氏。金型業界、各団体、取引先など多くの関係者が参列し、故人との別れを惜しんだ。

河西氏は、1970年にイースタン技研の前身となるレグセル工業の創業に携わり1972年社長に就任。放電加工周辺機器・工作機械販売事業の他、省力化機械の設計開発やプレス金型の設計製作なども開始し、事業を拡大した。2019年から現職。

また、日本金型工業会理事や大和商工会議所会頭なども歴任。業界や地域発展のために貢献した。

金型新聞 2022年9月10日

関連記事

武林製作所 千田氏がなにわの名工、山中氏が八尾ものづくり達人

加工効率高める金型設計 歯ブラシのプラスチック金型を手掛ける武林製作所(大阪府八尾市、072・998・1207)の技術者、千田雄一氏と山中慎也氏はそれぞれ2024年の「なにわの名工」(大阪府)と「八尾ものづくり達人」に選…

ササヤマ 本社に機械加工棟増設

自動車部品などのプレス金型を手掛けるササヤマ(鳥取県鳥取市、0858-85-3380)は、本社工場の敷地内に機械加工棟を増設する。真空熱処理炉や3次元レーザー加工機などを新たに導入するほか、古海工場の設備を集約する。デジ…

米谷製作所 メガキャスト向け超大物金型に挑む【特集:自動車金型の未来】

企業連携で金型技術確立へ EVシフトによって、需要減少が見込まれる内燃機関(ICE)部品の金型。シリンダヘッドやシリンダブロックなどのダイカスト金型を手掛ける米谷製作所はその影響を受ける1社だ。米谷強社長は「今後、内燃機…

小出製作所 SF社とギガ・メガで協業

国内でのメガ金型供給へ 小出製作所(静岡県磐田市、0538・37・1149)は11月15日、7月に業務提携したSF Tooling Group社(SF社)との協定調印式を開いた。ギガやメガキャスト向けの金型で協業し、再来…

【金型の底力】三嶋彫刻 車部品やマグネット製品の一貫生産で活路

成形の一貫生産で活路新工場で車部品やマグネット製品  三嶋彫刻は今から55年前、金型刻印のメーカーとして創業した。彫刻の精密加工技術を生かし、金型部品や金型、成形も手掛け、事業を伸ばした。しかし近年、日本の金型には強い向…

トピックス

関連サイト