前年同月比 3.7%減の331億9,500万円 プレス型は10.5%減、プラ型は2.4%増 日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員20人以上)による2016年6月の金型生産実績をまとめた。それによ…
金型7月生産実績 前年同月比3.5%増の304億2800万円
プレス用金型は2.5%増、プラ用金型は15.6%増
2022年7月の金型生産は、前年同月比3.5%増の304億2,800万円となった。前月比では4.7%増。数量は前年同月比12.8%減、前月比でも10.7%減の3万4,519組、重量は前年同月比3.1%減となり、前月比では4.0%増えて1万1,611トンとなった。
プレス用金型の金額は123億1,200万円で前年同月比2.5%増となり、前月比でも14.2%の大幅増となった。数量も前年同月比で6.6%の増加、前月比でも11.6%の増加。重量ベースでは前年同月比6.7%減、前月比では2.2%の微増となった。
プラスチック用金型は、金額が122億200万円で前年同月比15.6%増と前月に続き大幅に増加。前月比でも3.8%増となった。数量は前年同月比6.0%増(前月比では5.4%の増加)、重量は同10.5%増(前月比でも18.1%の大幅増)と前年同月比、前月比共に増加した。
一方、ダイカスト用金型は前年同月比10.2%減の29億300万円、鍛造用金型も同14.6%減の15億5,700万円。ゴム用金型も同17.7%減の6億1,200万円、粉末冶金用金型も同9.1%減の3億6,900万円、ガラス用金型は同7.1%減の1億9,500万円と前年を下回った。鋳造用金型は同33.6%減の2億7,900万円で前年同月から大きく減少した。プレス用金型を中心に前年比増勢傾向だが、依然としてまだら模様が続いている。
金型新聞 2022年10月10日
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