新たな被膜や刃形 高硬度材を加工できる金型向けの切削工具の種類が豊富になっている。切削工具メーカーが昨年から、新たな被膜や刃形の高硬度材用の工具を相次いで発売。焼き入れ鋼をはじめ、超硬合金を直彫りできる工具も登場している…
【金型生産実績】前年同月比 7.8%減の276億7,500万円
プレス型は21.4%減、プラ型は8.4%減



2021年11月の金型生産は、前年同月比7.8%減の276億7,500万円となった。前月比では8.6%減。数量は前年同月比3.4%増で、前月比でも6.4%増の3万9,614組、重量は前年同月比0.3%の微減、前月比では14.8%減の1万729トンとなった。
プレス用金型の金額は前年同月比では21.4%減と大きく減少。前月比でも24.6%減の103億100万円と大幅に落ち込んだ。数量は前年同月比で3.7%減と微減で、重量ベースでは同12.0%減となった。
プラスチック用金型も、金額は前月比では6.8%増となったものの前年同月比では8.4%減の104億800万円だった。数量は前年同月比9.2%減(前月比では5.4%の増加)、重量は同2.2%減(前月比では12.5%の増)と減少した。
ダイカスト用金型は前年同月比39.4%増の33億200万円。鍛造用金型は、前年同月比で22.0%増の17億9,200万円、粉末冶金用金型は前年同月比29.4%増の5億1,100万円、ゴム用金型は前年同月比13.2%増の7億1,900万円と、前年を大きく上回った。ダイカスト金型は5か月連続、鍛造用金型は6カ月連続、粉末冶金用金型も4カ月連続、ゴム用金型は7カ月連続で前年を上回っている。鋳造用金型は、前年同月比10.9%の減少となり4億1,500万円。ガラス用金型は同1.9%減の2億900万円となった。プレス用金型とプラスチック用金型の生産が大きく減少したことが全体を押し下げた。
金型新聞 2022年2月10日
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