次世代自動車用小型モータやセンサ、産業用ロボットの圧力制御機器などの筐体に用いられるステンレス製の深絞り加工品は今後需要増加が期待される一方で、時期割れの発生や工程の複雑化などの加工課題も少なくない。大貫工業所が開発した…
チャンピオン工業が松阪工場を拡張

金型部品メーカーのチャンピオン工業(東大阪市、072・64・2511、水谷昌晃社長)はダイカスト金型向けの鋳抜きピンを増産する。国内の需要増などに対応するためで、松阪工場を拡張し、5月から本格稼働させた。早期に月産1万本を2万本に引き上げる。
これまで鋳抜きピンは松阪工場のほか、インドネシアと中国工場で生産し、日本の需要増には輸入で対応してきた。しかし「日本の需要増に加え、現地市場も拡大した為、松阪工場に専用のラインを設けることを決めた。
既存工場の敷地内に330㎡の建屋を増築。旋盤やガンドリルマシンなど合わせて10数台、約2億円を投資した。5月から本格稼働させているが、7月中には月産2万本体制にする考え。
水谷社長は「冷却穴付きや異形状のものなどあらゆる特注品に短納期で対応していきたい」としている。
金型新聞 平成27年(2015年)5月14日号
関連記事
金型材で困りごとは? 11月まで 大同特殊鋼は8月から日本全国の金型メーカーらを対象としたアンケート調査を実施する。金型材の使用状況や、困りごとなどをヒアリングし、材料開発につなげる。 本紙発刊の「金型工場名鑑」のデータ…
部品調達システム「Genie‐us」を開発 精密金型部品から金型設計・製作など幅広い事業を行うゲートジャパン(京都市伏見区、075・661・0360)はDXの先進事例として優秀と認めた企業を表彰する「KANSAI DX …
テクノア(岐阜県岐阜市、03-5649-3211)は9月1日、定額サービスを採用したクラウド対応型生産管理システム「TECHS‐S NOA」を発売した。バーコードリーダーやハンディターミナルを利用し、リアルタイムで進捗状…
ロボットや5軸最新の自動化を提案 幕張メッセ7月8日㈮〜9日㈯ 「産業とくらしの関東グランドフェア」が7月8日㈮・9日㈯、千葉市美浜区の幕張メッセで開幕する。今年はテーマを「Smart Power,Resilience…


