人を動かすリーダーを育てる プレス加工・金型製作を手掛ける新栄ホールディングス(東京都中央区、中村新一社長、以下「新栄HD)は、経営者育成塾(中村塾)を8月から開講する。答えのない問いに向き合い、自分で考える能力を伸ばす…
精工技研 「型内塗装技術」を実用化、トヨタ「ハイエース」に採用
CO²排出量を60%削減
精工技研(千葉県松戸市、047-311-5111)は、東海理化(愛知県大口町)と共同開発した型内塗装技術がトヨタ自動車の「ハイエース」に採用されたと発表した。従来別々だった成形、塗装、乾燥の各工程を金型内で一貫して行うことができるのが特徴で、スプレー塗装に比べてCO²排出量を約60%削減する。今後、別部品での応用や、さまざまな産業分野に展開していく。
自動車用スイッチなどを手掛ける東海理化と2023年に共同で技術を開発。「ハイエース」のハンドル部分に取り付けるステアリングスイッチに採用された。東海理化の本社工場に専用成形機を設備し、量産する。

異なる素材を一度に成形し一体化する「2色成形技術」を応用し、従来のスプレー塗装と同等の仕上がりを実現した。専用の縦型成形機を用いて、成形後に塗料を注入し、型内で塗装、乾燥を完了させる。塗装・乾燥工程を省略し、消費電力を削減する。
使用する塗料は樹脂に比べ流動性が高く、バリが発生しやすい。それを0・1㎜ほどの膜厚で流し込むため、金型には高い精度が要求される。精工技研の光学レンズ用金型などで培った精密加工技術によって製造を可能にした。

精工技研でも専用成形機を設備し、同技術を用いた量産が可能。今後、家電や雑貨などさまざまな産業分野で用途開発を進め、顧客開拓を本格化させていく。また、金型や成形機などを含めた生産システムとしての販売も検討しているという。精工技研事業運営部の柿沼憲宏部長は「技術開発を進め、形状や色など対応の幅をさらに広げていく」としている。
関連記事
現地企業開拓に注力 金型用中子抜き油圧シリンダーメーカーの南武(神奈川県横浜市、045・791・6161)はこのほど、インド南部のチェンナイ市に現地法人を開設した。1月から営業を開始し、日系企業だけでなく、ローカル企業へ…
台湾のTSMCとソニーによる新たな半導体工場の建設が進む熊本県菊陽町。その地で半導体製造装置や電動車、電子部品向けの需要拡大を狙うのが、金型部品や精密部品を手掛けるナカヤマ精密だ。今年1月にTSMCの工場の隣接地に「第2…
マーポス(東京都大田区、03-3772-7011)はこのほど、マッシミリアーノ・アッコルシ副社長が社長に就任した。 マッシミリアーノ・アッコルシ氏は1982年生まれ、イタリア出身。2007年フェラーラ大学機械工学科卒業後…
金型メーカーら32チーム 400人が参加 狭山金型製作所(埼玉県入間市、04・2934・7683)は2月9日、商品開発などを手掛けるMACHICOCO(大阪府東大阪市、06・6720・8735)らが運営するモノづくり集団…


