経済産業省が発表した機械統計によると、2022年上期(1–6月)の金型生産額は前年同期比4.5%増の1760億5500万円だった。 8型種のうちプレス型やプラスチック型などの3型種で回復したが、鍛造型やダイカスト型など5…
7月の金型生産実績
日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員20人以上)による2015年7月の金型生産実績をまとめた。それによると数量は、前年同月比(増減比はいずれも前年同月比)23・8%減の4万6,441組、重量は19・6%減の1万2、908㌧、金額は0・5%減の316億4、600万円となった。
型別の生産実績は次のとおり
プレス型は数量0・4%減の9,628組、重量10・0%減の7,327㌧、金額6・2%減の119億2,000万円。鍛造型は数量2・2%減の12,003組、重量3・6%増の783㌧、金額8・0%増の26億2,700万円。鋳造型は数量4・3%増の433組、重量14・8%減の293㌧、金額34・7%増の7億2,600万円。ダイカスト型は数量12・3%増の783組、重量34・9%増の1,771㌧、金額16・9%増の42億3,000万円。
プラスチック型は数量0・7%減の3,229組、重量3・5%減の2,440㌧、金額4・9%減の106億2,200万円。ガラス型は数量50.8%減の1万4,253組、重量17.3%減の110㌧、金額15・7%減の2億2,000万円。ゴム型は数量106.1%増の1,261組、重量35・5%増の149㌧、金額61.4%増の8億3,300万円。粉末冶金型は数量3.9%減の4,851組、重量19・6%減の37㌧、金額16・4%減の4億6,800万円。
内製型は6.9%減の84億7,000万円
自家使用分(内製型)は数量が前年同月比1.6%増の7,221組、金額は前年同月比6.9%減の84億7、000万円となった。
プレス型=数量2,376組(同0.7%減)、金額28億9,100万円(12.2%減)。鍛造型=2,813組(1.8%増)、金額12億900万円(15.3%増)。鋳造型=数量38組(9・5%減)、金額1億9,600万円(70.4%増)。ダイカスト型=数量148組(7.5%減)、金額11億8,700万円(5.2%増)
プラスチック型=数量549組(6.3%減)、金額26億8,300万円(18.1%減)。ガラス型=数量(―)、金額=(-)。ゴム型=数量239組(256.7%増)、金額2億5,200万円(38・5%増)。粉末冶金型=数量1,058組(3.6%減)、金額5,100万円(13.6%減)。
金型新聞 平成27年(2015年)10月20日号
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