金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

APRIL

13

新聞購読のお申込み

3Dプリンティング&AM技術の総合展「TCTJapan2025」 いよいよ開幕

1月29~31日、東京ビッグサイトで開催

最新の3Dプリンティングやアディティブマニファクチャリング(AM)関連技術が一堂に会する「TCT Japan 2025」が1月29~31日の3日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される。主催はJTBコミュニケーションデザイン/Rapid News Publications(イギリス)。3Dプリンタや材料、ソフトウエアメーカーなどが出展し、最新技術を披露する。来場者は4万7000人を見込む(同時開催展含む)。

前回展(TCTJapan2024)の様子

同展は造形技術に加え、設計や磨き、機械加工などの前後工程も含めた3Dプリンティング/AM技術の総合展。前身の展示会を含めて11回目となる今回は前回展の約1.2倍の出展規模で、出展者は100社を超える見込み。3Dプリンタや材料、ソフトウエアなどの新製品・新技術が披露される。

特に見どころとなりそうなのが、金型でも活用が進む金属3Dプリンタやその周辺技術。国内初披露となる海外製品の出展なども多く、注目を集めそうだ。また、今回から初めて公認試験場(公試設)が出展する「公試設パビリオン」を設置。全国から11機関が展示し、各施設の金属AM装置や活動内容などを紹介する。パビリオン内では各機関によるショートプレゼンが実施される。

こうした展示の他、カンファレンスも開催される(企画協力:日本3Dプリンティング産業技術協会)。有識者が国内外のAM市場の今後の展望を語る他、企業や大学の研究者が最新の応用事例や、先端研究事例などをテーマに講演する。出展者によるセミナーを含め40本以上が予定されている。

同展の他、表面技術の専門展「SURTECH2025(表面技術要素展)」やナノ技術の専門展「nano tech 2025(国際ナノテクノロジー総合展・技術会議」など14の展示会が同時開催される。入場料は無料(事前登録制)。詳細は公式ウェブサイト(https://www.tctjapan.jp/)もしくは事務局(03-5657-0765)まで。

金型新聞 2025年1月10日

関連記事

【特集】メカトロテックジャパン2021〜セミナー/コンセプトゾーン/ワークショップ〜

セミナー[交流センター3階会議ホール/定員250人/聴講無料] テーマ「自動車」 クルマ作りの概念が変わる 講演①「カーボンニュートラルを見据えたモノづくりの進化」 日時:10月20日(水) 13:00~14:00 講師…

JIMTOF総集編 PART3:自動化
人口減少時代に備える

金型業界含め国内製造業は慢性的な人手不足を抱え、加工や測定工程で自動化を図ることが大きな課題となっている。そのため、これまで複数の機械で加工していた加工工程を1台の機械に集約し、段取り工程の削減や短縮、さらに、工程間の搬…

金属加工技術展2022 プレス、切削、表面処理など55社が得意な技術を出品

金属加工を手掛ける企業が自社の得意な技術を出品する金属加工技術展2022が11月18日、大阪産業創造館(大阪市中央区)で開催される。同館主催で、参加費は無料。事前に来場登録をすれば、参加できる。 プレスや切削、切断、板金…

MF-TOKYO2023総集編

MF‐TOKYO2023(第7回プレス・板金・フォーミング展)が7月12~15日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催され、2万8219人が来場した。会場ではプレス機械や金型、周辺メーカーなどが最新の塑性加工技術を披露…

【INTERMOLD・金型展・金属プレス加工技術展 総集編】
金型展編

自動化や離型の新技術 センサや工具の自社製品も  金型展では金型メーカーの独自技術を披露する場となっている。今回は特に自動化や離型性向上につながる提案が多く見られた。また、自社製品の開発や量産も含めた一貫生産体制で新たな…

トピックス

関連サイト