金型加工技術の専門展「インターモールド名古屋」(主催:日本金型工業会、運営:インターモールド振興会)が6月21日から三日間、「ポートメッセなごや」で開かれる。マシニングセンタや研削盤、ソフトをはじめ、測定、金型材、部品な…
3Dプリンティング&AM技術の総合展「TCTJapan2025」 いよいよ開幕
1月29~31日、東京ビッグサイトで開催
最新の3Dプリンティングやアディティブマニファクチャリング(AM)関連技術が一堂に会する「TCT Japan 2025」が1月29~31日の3日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される。主催はJTBコミュニケーションデザイン/Rapid News Publications(イギリス)。3Dプリンタや材料、ソフトウエアメーカーなどが出展し、最新技術を披露する。来場者は4万7000人を見込む(同時開催展含む)。

同展は造形技術に加え、設計や磨き、機械加工などの前後工程も含めた3Dプリンティング/AM技術の総合展。前身の展示会を含めて11回目となる今回は前回展の約1.2倍の出展規模で、出展者は100社を超える見込み。3Dプリンタや材料、ソフトウエアなどの新製品・新技術が披露される。
特に見どころとなりそうなのが、金型でも活用が進む金属3Dプリンタやその周辺技術。国内初披露となる海外製品の出展なども多く、注目を集めそうだ。また、今回から初めて公認試験場(公試設)が出展する「公試設パビリオン」を設置。全国から11機関が展示し、各施設の金属AM装置や活動内容などを紹介する。パビリオン内では各機関によるショートプレゼンが実施される。
こうした展示の他、カンファレンスも開催される(企画協力:日本3Dプリンティング産業技術協会)。有識者が国内外のAM市場の今後の展望を語る他、企業や大学の研究者が最新の応用事例や、先端研究事例などをテーマに講演する。出展者によるセミナーを含め40本以上が予定されている。
同展の他、表面技術の専門展「SURTECH2025(表面技術要素展)」やナノ技術の専門展「nano tech 2025(国際ナノテクノロジー総合展・技術会議」など14の展示会が同時開催される。入場料は無料(事前登録制)。詳細は公式ウェブサイト(https://www.tctjapan.jp/)もしくは事務局(03-5657-0765)まで。
金型新聞 2025年1月10日
関連記事
今年国内最大級の工作機械見本市「メカトロテックジャパン2023(MECT2023)」が10月18〜21日の4日間、ポートメッセ名古屋(名古屋市港区)で開かれる。出展者数、開催規模ともに過去最高となる492社・団体が210…
付加価値高める高機能な金型 金型展2024では、付加価値を高める高機能な金型を展示する企業が随所に見られた。 キヤノンモールドは、中空体を作る樹脂接合金型を展示した。同社が製作した小型射出装置「BOX INJECTOR」…
金型関連技術も多数展示 2024年1月31日~2月2日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で3Dプリンティングや付加製造(AM)技術の専門展「TCTJapan2024」が開催された。装置や周辺機器メーカーなど108社・団体…
高度なプレス加工技術を披露する金属プレス加工技術展。有力プレス加工メーカー45社が出展し、「微細・精密」や「複雑形状」、「効率化」など独自技術を披露した。 独自の微細技術で差別化 微細で小さなプレス部品を得意とするキョー…


