自動化と人材育成—。自動車産業に関わらず、あらゆる製造現場において共通の課題となっている。人手不足は深刻化しており、課題解消に自動化、省力化は欠かせない。いかに若手に技能を伝承していくかも喫緊の課題となっている。一方で、…
メカトロテックジャパン2015開幕
今年国内最大級の工作機械見本市「メカトロテックジャパン2015(MECT2015)」(主催:ニュースダイジェスト社)が10月21日から4日間、ポートメッセなごや(名古屋市港区)で開幕する。世界25カ国から444社・団体が出展し、最先端の技術を披露する。金型業界でも関心の高い「自動車」や「航空機」などをテーマとした企画やセミナーも併催され、次世代技術のヒントが発見できる場となりそうだ。
同展示会は2年に一度、名古屋市で開催される国内最大級の工作機械見本市。15回目を迎える今回は過去2番目に大きい開催規模で、世界25カ国から444社が1915小間に出展する。各社、最先端の技術を披露し、新製品も255社、518点以上の出品が見込まれている。
工作機械では、金型加工でも導入されつつある5軸加工機のほか、放電加工機や研削盤の新機種や新提案が見られそうだ。切削工具では、難削材や高硬度材に対応した新製品が出品される。また、それらの機械や工具をより効率良く、使い易くするソフトウェアにも注目だ。
機械加工の分野以外にも、高品質な金型づくりに欠かせない測定分野にも注目したい。非接触式機器や機上測定の精度が格段に向上し、測定工程の効率化を各社が提案する。そのほか、環境・安全機器や運搬機器、作業工具など現場改善に役立つ周辺機器も数多く出品される。
また、毎回次代を先取りしたテーマで来場者の注目を集める企画展示やセミナーなど併催企画も見どころの一つだ。企画展示では、より実用に向けた技術革新が進むマグネシウム合金がテーマ。住友電気工業とアイダエンジニアリングが深絞り加工を実演するなど、マグネシウム合金が持つ「加工しにくい」という従来のイメージを覆す新しい素材や加工法が紹介される。
セミナーでは、「自動車」、「航空機」、「軽量化」の3つのテーマで各業界や分野から講演者を招き、最新の動向を講演する。なかでもホンダの金型戦略の企画推進役を務める本田技研工業田岡秀樹氏の講演は一聴の価値がありそうだ。そのほか、会期中は毎日開かれる出展者によるワークショップも押さえておきたいところ。
入場料は1人1000円、10人以上の団体で1人500円。ただし、公式ホームページから事前来場登録した事前登録者や海外来場者、学生は無料。
開催概要
会期:2015年10月21日(水)~24日(土)※23日(金)は19時、24日(土)は16時まで。
会場:ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
入場料:1000円。事前登録者、海外来場者、学生は無料。
出展者数:444社・団体
主催:ニュースダイジェスト社
共催:愛知県機械工具商業協同組合
出展製品:工作機械、鍛圧、板金加工機械、射出成形機、工作機器、精密測定機器、光学測定機器、試験機器、特殊鋼工具、超硬工具、研削砥石、研磨剤、油・空・水圧機器、歯車、環境・安全対応機器、CAD/CAM/CAE、ロボット、制御装置など。
金型新聞 平成27年(2015年)10月20日号
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