金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JANUARY

20

新聞購読のお申込み

アジアの需要開拓(東京鋲螺工機)

タイに工場

金型の補修、製造も

 

冷間鍛造金型メーカーの東京鋲螺工機(埼玉県新座市、高味寿光社長、048・478・5081)は、タイで今月から金型のメンテナンスを開始する。昨年12月に子会社を設立、8月には工場も稼働させ、金型の製造も始める。拡大するアジアの自動車関連の冷間鍛造金型の需要を取り込む考えだ。

子会社は「東京鋲螺(タイ)」で、バンコクから車で約30分のランシッド工業団地に設立した。資本金は約930万円で、同社が67%、日系の部品商社が33%を出資。2月から、納入実績のある日系自動車部品メーカーの金型のメンテナンスや設計を始める。
8月には同じ工業団地で工場も稼働させる予定。総額約1億円を投資し、日本製のマシニングセンタ(MC)などを導入し、「まずは当社独自の超硬金型『Tokyo―ACE』の製造から始め、世界一生産性の高い工場にしたい」(高味社長)という。
同社は超硬合金の微細金型や冷間鍛造型を手掛ける。特に超硬合金の加工ではMCによる直彫加工を行い、精密な金型が得意とする。昨年の売上高は2億5000万円。
高味社長は「今後は現地企業との取引も拡大し、東南アジアの冷間鍛造金型の需要を取り込んでいきたい」とし、3年後には海外売上高を1億5000万円まで引き上げる考えだ。

金型新聞 平成26年(2014年)2月10日号

関連記事

JIMTOF2014 常識覆す新技術

JIMTOF2014 常識覆す新技術

機械の知能化が進化 工具は難削性能向上、ソフトは多軸に対応  工作機械や工具など生産財の進歩は金型づくりの進化を支えてきた。だからこそ、最新の機械や工具を使いこなすことが競争力の源泉になる。JIMTOFでは各メーカーが最…

テイ・エステック 新潟にプレス金型の開発拠点を開設

部品の競争力強化図る 自動車部品メーカーのテイ・エステックはこのほど、新潟県三条市にプレス金型の製造と技術開発拠点を開設すると発表した。金型技術の進化を図ることで、コスト競争力の向上や、部品の競争力の強化につなげる。 約…

東京光電 離型剤の希釈率を数値化 鋳造・ダイカストの品質安定

照度計などを手掛ける東京光電(東京都足立区、03-5613-7555)が、離型剤希釈倍率計の拡販に注力している。ダイカスト・鋳造メーカーなどを中心に提案を強化。これまで正確に把握することが難しかった離型剤の希釈率や液濃度…

トップインタビュー 立松モールド工業 立松  宏樹社長<br>全ては人材育成のため

トップインタビュー 立松モールド工業 立松 宏樹社長
全ては人材育成のため

冶具、成形、部品… ポートフォリオ構築  今年6月に創業60周年を迎えた大型プラスチック金型を手掛ける立松モールド工業。60年を機に、事業部制を採用し、成形の強化、冶具や部品の販売など金型をコアに事業ポートフォリオを構築…

VEST プレスの現場に最適解を【金型応援隊】

VESTは、「プレスの何でも相談室」をテーマに、メカ式プレス機械や周辺機器の販売、買取、順送ラインの構築など幅広い事業を展開する。 高橋実代表はプレス機械メーカー出身で、業界歴は40年を数えるプレスのエキスパートだ。自ら…

トピックス

関連サイト