メカトロテックジャパンでは「キカイを探そう」をテーマに、197台の工作機械が展示される。リアルな工作機械関連の展示会としては2年ぶりの開催とあって、出展するメーカー各社は新技術を披露し、顧客の課題解決に努める。金型業界で…
アジアの需要開拓(東京鋲螺工機)
冷間鍛造金型メーカーの東京鋲螺工機(埼玉県新座市、高味寿光社長、048・478・5081)は、タイで今月から金型のメンテナンスを開始する。昨年12月に子会社を設立、8月には工場も稼働させ、金型の製造も始める。拡大するアジアの自動車関連の冷間鍛造金型の需要を取り込む考えだ。
子会社は「東京鋲螺(タイ)」で、バンコクから車で約30分のランシッド工業団地に設立した。資本金は約930万円で、同社が67%、日系の部品商社が33%を出資。2月から、納入実績のある日系自動車部品メーカーの金型のメンテナンスや設計を始める。
8月には同じ工業団地で工場も稼働させる予定。総額約1億円を投資し、日本製のマシニングセンタ(MC)などを導入し、「まずは当社独自の超硬金型『Tokyo―ACE』の製造から始め、世界一生産性の高い工場にしたい」(高味社長)という。
同社は超硬合金の微細金型や冷間鍛造型を手掛ける。特に超硬合金の加工ではMCによる直彫加工を行い、精密な金型が得意とする。昨年の売上高は2億5000万円。
高味社長は「今後は現地企業との取引も拡大し、東南アジアの冷間鍛造金型の需要を取り込んでいきたい」とし、3年後には海外売上高を1億5000万円まで引き上げる考えだ。
金型新聞 平成26年(2014年)2月10日号
関連記事
DMG森精機は修理復旧技能研修センタを開設。最新機から生産が終了したあらゆる年代の工作機械の修理復旧に対応するため、技能を持つ人材の育成を強化し、修理時間の短縮を図ることで顧客の稼働率や生産性の向上に努める。 工作機械は…
WPCと鏡面 ハイスなどの微粒子を高速衝突させて金属を鍛錬するショットピーニング(WPC処理)と、鏡面に磨いて耐摩耗性を高めるラッピング。オカノブラスト(堺市中区、072・234・0999)は、この2つの加工を複合させて…
切削工具を傾けて加工ができることから、様々な効果が期待できる5軸加工。工具の側面のR形状を活用し、高能率な加工ができるバレル工具を始め、専用工具が登場している。バイスや治具でも、5軸加工をより効果的に活用するための製品が…
IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)などの新技術が製造業に大きな変化をもたらそうとしている。工作機械や工具などの生産財も、これまでは難しかった精度や加工が実現できるようになるなど、金型づくりも大きく変わり始め…


