金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JUNE

29

新聞購読のお申込み

アジアの需要開拓(東京鋲螺工機)

タイに工場

金型の補修、製造も

 

冷間鍛造金型メーカーの東京鋲螺工機(埼玉県新座市、高味寿光社長、048・478・5081)は、タイで今月から金型のメンテナンスを開始する。昨年12月に子会社を設立、8月には工場も稼働させ、金型の製造も始める。拡大するアジアの自動車関連の冷間鍛造金型の需要を取り込む考えだ。

子会社は「東京鋲螺(タイ)」で、バンコクから車で約30分のランシッド工業団地に設立した。資本金は約930万円で、同社が67%、日系の部品商社が33%を出資。2月から、納入実績のある日系自動車部品メーカーの金型のメンテナンスや設計を始める。
8月には同じ工業団地で工場も稼働させる予定。総額約1億円を投資し、日本製のマシニングセンタ(MC)などを導入し、「まずは当社独自の超硬金型『Tokyo―ACE』の製造から始め、世界一生産性の高い工場にしたい」(高味社長)という。
同社は超硬合金の微細金型や冷間鍛造型を手掛ける。特に超硬合金の加工ではMCによる直彫加工を行い、精密な金型が得意とする。昨年の売上高は2億5000万円。
高味社長は「今後は現地企業との取引も拡大し、東南アジアの冷間鍛造金型の需要を取り込んでいきたい」とし、3年後には海外売上高を1億5000万円まで引き上げる考えだ。

金型新聞 平成26年(2014年)2月10日号

関連記事

金型メーカー座談会
経営者5人が語る、どうなる2015年 最終回

金型産業 発展へ 日本金型工業会 5つの施策   出席者   エムエス製作所社長 迫田 幸博氏 小出製作所社長 小出 悟氏 長津製作所会長 牧野 俊清氏 日進精機相談役 加藤 忠郎氏 野田金型社長 堀口 展男氏 2月号で…

研削盤3機種を発表 長島精工 

研削盤3機種を発表 長島精工 

省スペース設計・自動化も対応  研削盤メーカーである長島精工(京都府宇治市、0774・45・3611)は先日開かれたJIMTOF2018で新製品の精密小型ネジ研削盤2機種(内径ネジ及び外径ネジ)と、超精密高効率円筒研削盤…

六面研磨の超硬ブロック 規格品を発売 (ジーシステム )

六面研磨の超硬ブロック 規格品を発売 (ジーシステム )

金型部品の研磨加工を手掛けるジーシステム(福岡県直方市、0949・22・8188)は、六面を精密研磨した超硬ブロックの寸法規格品を1月中にも販売を始める。電子部品の金型などに使われる小さなパンチやダイ向けで、受注から3日…

新金型産業ビジョン<br>6つのテーマから金型業界の未来を考える

新金型産業ビジョン
6つのテーマから金型業界の未来を考える

逆境乗り越え、攻め 需要の国内回帰広がる  厳しい経営環境が続いてきた日本の金型業界。 しかし、 ここに来て円安によるユーザーの国内回帰や、一部で需給バランスが改善するなど、好転の兆しも見え始めた。 過酷な時期を乗り越え…

【金型の底力】キヤノンモールド世界に誇れる「見通せる工場」

世界一の金型メーカーへ 新本社工場が本格稼働 キヤノンモールドは移転を進めていた「本社・友部事業所」を7月から本格稼働させた。市内に分散していた工場を1か所に集約。自動化や人・モノの移動を減らすなどして、従来比で1.5倍…

トピックス

関連サイト