金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

APRIL

29

新聞購読のお申込み

入野機工が内面研削の新機種を発売

初心者でも使い易い汎用機

内面研削盤メーカーの入野機工(埼玉県川口市、046・874・7444)はこのほど、「汎用精密内面研削盤IIGシリーズ」を発売した。累積販売台数が3100台超の実績を誇る「YIGシリーズ」をリニューアル。ミクロン単位の高精度加工が可能なことに加え、タッチパネル式制御盤やドレッサー装置のデジタル位置決め機能などを標準搭載し、使い勝手を向上させた。

同製品は、三菱電機のシーケンサーを搭載し、タッチパネルから直感的に操作できる。熟練者でないと難しい汎用機の操作をデジタル化することで、初心者でも分かりやすい設計とした。切り込み位置と電流値のログを残すことができるため、生産管理や品質管理で必要なログ保存も可能だ。

 

また、ドレッサー位置と砥石の位置決めが1ミクロン単位で簡単に調整できる。手作業で目盛り設定を行う際、バックラッシュによるハンドル数値との誤差をなくすことが難しく、調整作業には熟練者の技能が必要だった。しかしドレッサー装置のデジタル位置決め機能により、ボタンを押すだけで誰でも簡単に位置決めができる。

砥石軸インバーターも搭載。砥石軸の回転スピードを調整し、最適な砥石軸の回転数を探りながら研削できる。

「YIGシリーズ」は、ミクロン単位の高精度加工が可能で、超硬などの難削材加工に適している。自動車部品や産業用機械、航空機産業など幅広い用途で利用されており、特に歯車メーカーでの導入実績が多い。一方で熟練者以外が使うには、ハードルが高い汎用機だった。「未来にこの機械を残すため、デジタル機能などを標準搭載し、若い世代にも使ってもらえるようにした」(入野紀子社長)。

今後について入野社長は「NC機能を搭載した内面研削盤のラインアップを増やす予定だ。ロボットと組み合わせた自動化で、大量生産にも対応できるようにしたい」と話した。

金型新聞 2023年8月10日

関連記事

日本精機 SKD61粉末材で400㎜超サイズの造形に成功

日本精機(名古屋市守山区、052・736・0611)はこれまで大型サイズの造形が難しいとされてきたSKD61の粉末材で、400㎜超サイズのワークの造形に成功した。ソディックと共同開発した金属3Dプリンタを活用した。これま…

ヴェロソフトウェア WORKNCの新版

異形工具に対応  ヘキサゴングループ(スウェーデン)のヴェロソフトウェア(東京都港区、03-5777-2945)はこのほど、CAMシステム「WORKNC」の最新版を発売した。異形工具のツールパス計算サポートや仕上げ加工パ…

マイクロリンク LED電球の販売開始

 工場向けIoTサービス「IoT GO」を手掛けるマイクロリンク(名古屋市西区、052-688-0521)はこのほど、LED電球の販売を始めた。同社は国内メーカーとタイアップし、高品質かつ低価格な商品をラインアップし、販…

ミツトヨ、三次元測定の最上位機種を発売

サブミクロン台の精度、筐体デザインも刷新 ミツトヨ(川崎市高津区、044・813・8201)はこのほど、CNC三次元測定機の最上位機種「LEGEXシリーズ」を改良した「LEGEX匠」を発売した。サブミクロン台の測定精度を…

CGTech マシンシミュレーション新版V9.4リリース

CNCマシン接続の機能追加 CGTech(東京都豊島区、03・5911・4688)はこのほど、NCマシンシミュレーション「べリカット」の新版V9・4をリリースした。V9・3から導入された「CNCマシン接続」の機能追加や工…

トピックス

関連サイト