金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

OCTOBER

23

新聞購読のお申込み

岐阜県金型工業組合
韓国の金型振興会と提携

会員5社でインターンシップ
DSC04587_R

 岐阜県金型工業組合(黒田隆理事長・黒田製作所会長)は7月28日、じゅうろくプラザで韓国の光州広域市と韓国金型産業振興会との間でMOU(事業協力覚書)を締結し、光州市の全南工業、光州工業、光州電子工業3校の3年生12人をグローバル現場学習実習事業(国際インターンシップ)として受け入れる。

 実習は8月24日~11月13日まで行われ、岐阜大学や同大学の金型技術創成センタ―での研修、同組合加盟企業で企業内実習を行う。現場実習などを行う受け入れ企業は、朝日興業、アキタ製作所、大垣精工、マエダエンジニアリング、黒田製作所の5社で、同組合では昨年も同様のインターンシップを行っており、黒田理事長は「金型は日本、韓国をはじめ、ものづくりの基本という認識が世界で広がっており、その中で、2国間の交流を図っていきたい」と話す。

 同組合と光州広域市との橋渡し役を務める韓国金型産業振興会の金成峰会長は「研修先として受け入れてもらうことは難しいことであると認識しているが、受け入れて頂いた各企業に感謝している。学生達の将来につながる良い機会であってほしい」と挨拶した。また、今回の研修では外務省より日韓国交正常化50周年記念事業」の認定も受け、岐阜市内の高校など文化交流も盛り込まれている。

金型新聞 平成27年(2015年)8月10日号

関連記事

金型5月生産実績 前年同月比16.7%増の264億1900万円

プレス用金型は44.2%増、プラ用金型は3.6%増 2022年5月の金型生産は、前年同月比16.7%増の264億1,900万円と大幅に増加した。前月比では6.9%減となった。数量は前年同月比2.2%減、、前月比では4.9…

昼食会から生まれる改善提案<br>ユーザーの声に応え続けるー三幸

昼食会から生まれる改善提案
ユーザーの声に応え続けるー三幸

がんばれ!日本の金型産業(連載シリーズ) 三幸 窪田 彰克 社長 技術を武器に多様なユーザー層 ペットボトルのキャップなど丸物の精密プラスチック金型を得意とする三幸の特長の一つが、ユーザー層の広さだ。キャップなどの食品関…

共和工業が三井化学のグループに

共和工業が三井化学のグループに

素材、成形技術の向上へ  三井化学が11月下旬、大型プラスチック金型を得意とする共和工業をグループ化したと発表した。自動車事業を強化したい三井化学と、素材知見を高め、ユーザーへの提案を深めたい共和工業の戦略が一致した。連…

デジタル技術と金属積層による金型補修【金型テクノラボ】

我々の生活の中で使われるものの多くは金型から成形され、製造されている。多数の製品を成形する金型は摩耗し、損傷するが、その補修に関する工程のほとんどが手作業で行われているのが現状である。ここでは、デジタル技術と金属積層技術…

4月の金型生産実績

4月の金型生産実績

前年同月比5.4%増の283億1,300万円 プレス型は6・0%減、プラ型は2・6%増 日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員20人以上)による平成27年4月の金型生産実績をまとめた。それによると…

トピックス

関連サイト